伝説の男達が、はるかなる旅路より帰還っ!!MISシリーズ8/第5戦~GT500クラス~予選編

 MIS創設者である名誉会長タカハシと創設当時より有力強豪ドライバーとして名を馳せたファイターオノエが充電期間を経てMISシリーズに帰ってきたっ!!最前線から離れていたブランクが彼らのドライビングにどれほど影響を及ぼすのか…。シリーズ戦終盤、各ドライバーが危険な力関係で均衡を保つ中、更なる火種が投げ込まれ業火のごとくMISシリーズのレースシーンは燃え上がるっ!!

<GT500クラス/レースリポート&リザルト〜予選編〜>

〜GT500クラス/スーパーラップ(1周/予備予選)

 スーパーラップ第1グループ、オープニングアタッカーはハタヤマ。支給モーターの影響かマシンのパワーが今ひとつ9秒25を記録。チームAKY切込み隊長のUU78が好調の模様、8秒18をマークし暫定トップタイムを残した。第2グループでは前回優勝のホンダが8秒39。8秒台前半に入るがUU78には届かず。いよいよ大詰め、スーパーラップ職人オグラが本領を発揮することになる。注目のコース上にモーター音が響き渡るっ!!タイムは8秒12っ!!見事スーパーラップ1番時計を獲得した。

スーパーラップ上位5名(タイム/加算)
1位 UU78(8秒18)
2位 フジハシ(8秒18)
3位 はちはち(8秒37)
4位 Slow Hand(8秒41)
5位 オグラ(8秒52/0.4加算)

〜GT500クラス/予選レース(2分間レース×2ヒート)〜

予選Aグループ/スターティンググリッド
1番 UU78
2番 Slow Hand
3番 シュウ
4番 ホンダ
5番 ショウダイ
6番 ヒグチ
 予選Aグループ第1ヒート。序盤、スタートの混乱から抜け出したシュウ。それをピッタリとマークし2番手につけるホンダ。この2台でのトップ争いとなる。ホンダが執拗にプレッシャーを与える。耐えるシュウ。3位争いはUU78、ヒグチ、Slow Handの三つ巴バトル。小学生ドライバーのショウダイも奮闘する。2分間終了のコール。守り切ったシュウがトップゴール、ホンダが2位。ハイレベルなトップ争いであった。
 第2ヒートがスタート。2位以下で多重クラッシュが発生っ!!これで1位UU78の一人旅が始まる。クラッシュの影響かホンダが痛恨のリタイヤ。2位以下Slow Hand、ヒグチ、シュウの順で等間隔に走行。お互いの出方を探る。中盤に差し掛かったところでSlow Handがミスっ!!ヒグチ、シュウ、Slow Handの並びになりそのままゴール。トップは逃げ切りのUU78。ショウダイが健闘し5位に入った。

予選Bグループ/スターティンググリッド
1番 フジハシ
2番 オグラ
3番 イツウ
4番 リーダー
5番 すぎっち
 予選Bグループ第1ヒートのローリングスタート。オープニングラップからオグラが逃げる。2位フジハシ、3位イツウの展開。リーダーとすぎっちはマシンのセットアップに苦労しているようでペースが上がらない。トップはそのまま逃げ切りでオグラがゴール。2位争いはファイナルラップでクラッシュしたフジハシをパスしイツウが2位ゴール。
 第2ヒート序盤、全車着実な周回でラップを刻む。オグラが転倒し抜けたのはイツウ、続いてフジハシ。オグラは3位まで後退。フジハシがトップのイツウを追い立てるが届かず、そのままゴール。3位オグラ、4位リーダー、5位すぎっちとなった。

予選Cグループ/スターティンググリッド
1番 はちはち
2番 タカハシ
3番 ファイターオノエ
4番 ハタヤマ
5番 オオタニ
 奇しくも復帰を飾った2名のドライバーが同じ土俵で、そして同じ車種で争う形になってしまった予選Cグループ。注目のスタートは混乱も無くグリッド順に周回を重ねる。最後尾スタートのオオタニが早い段階でハタヤマを交わし4位へ浮上。上位はそのまま、はちはちがトップゴール。2位タカハシ、3位ファイターオノエとなった。
 第2ヒートがスタート。序盤、多重クラッシュが発生しファイターオノエが後退、トップ争いはタカハシとはちはちに絞られた。壮絶なバトルを制したのは復帰第1戦のタカハシ。2位はちはちとの差がコンマ1秒、ベストラップは完全に同タイムと熾烈なバトルの過酷さを物語っていた。

決勝編へ続く>>>