MIS初のテストレース開催っ!!〜GT300編〜2011年6月18日sat. 

 6月18日sat、MISシリーズ8開幕を前に施行予定のレギュレーションを確認するためWMLカーペットコースにてMISテストレースが行われた。初のテストレース開催と言う事で多くのミニッツドライバー達が参加。各カテゴリー実車さながらのテールツゥノーズ、サイドバイサイドのバトルが繰り広げられテストレースとは言えども熱気と興奮の渦が巻くことになる。 
<GT300クラス> レースリポート&リザルト
 GT300クラスの予選方式はシリーズ7同様、走行時間10分間のベストラップ方式。10分間の走行時間内に、いかにクリアラップを取りベストタイムを出せるかがポイント。エキスパートドライバーはピニオンギヤ6Tという性能調整が義務付けられてはいるが、決して侮る事の出来ないスピードでラップを重ねる。

>>>GT300クラス予選ハイライト>>>
 安定感のあるドライビングと丁寧なライン取りに定評のあるマセがスーパーラップを決め[9.060]マシンはMR-03N、MISでのレースは初参加のモリシタはMR-03N/日産シルビアS15をドライブし[9.120]をマーク、フロントローはこの2台に決まった。
 セカンドロー予選3番手、4番手にはMR-03HMミニクーパーSを駆るカズ、えぬ村が入った。両者は京商主催のミニッツカップで全国レベルのドライバー。カーペットでも結果を残し、どんな路面で走っても速い事を証明してみせた。
 予選3番手から10番手までがコンマ3秒内に犇めくリザルトで決勝レースはバトル必至となる!

>>>GT300クラス決勝/各メインリポート>>>
≪決勝Cメイン-スターティンググリッド≫
1番;シュウ
2番;モリカワ
3番;はちはち
4番;ハタヤマ
5番;ミヤイ
6番;キシイ
7番;ムラカミ

 シュウがトップでスタートするが思うようにペースが上がらず、モリカワ、はちはちが一つづつ順位を上げトップ争いを繰り広げる。中盤モリカワのミスに乗じ、はちはちがトップに立つと後続を大きく引き離してそのままフィニッシュ。シュウとのバトルを制したモリカワが2位に入った

≪決勝Bメイン-スターティンググリッド≫
1番;カツヤ
2番;マー
3番;ヒグチ
4番;モリグチ
5番;はちはち
6番;モリカワ
7番;ミヤイ

 カツヤがトップで飛び出しヒグチが追う展開。レースは完全に二人のマッチレース状態。カツヤの安定した走りはヒグチにつけいる隙を与えず、そのままトップでフィニッシュ。終始トップの座を譲ることなく完全な逃げ切りレースだった。2位にはヒグチ、3位には秋名の86を駆るモリグチが食い込んだ。

≪決勝Aメイン-スターティンググリッド≫
PP;マセ
2番;モリシタ
3番;カズ
4番;えぬ村
5番;モリグチ
6番;モリカワ
7番;ミヤイ

 ポールポジションのマセ、2番グリッドのモリシタがスタートダッシュを決め飛び出す。予選同様、圧倒的に速いペースで2台はどんどん後続との差を開いていく。序盤3番手走行の6Tピニオンで頑張るカズを同じミニクーパーながら8Tのえぬ村が容赦なく直線でかわしていく。
 中盤、マセとモリシタが接触転倒。これで大きくタイムをロスし、その隙に順位を上げたえぬ村、カズの3位争いがそのままトップ争いとなる。
 終盤、優勝争いはえぬ村、カズに絞られた。ゴールタイムが近づいてくる。えぬ村には序盤のスピードがみられない。ジワジワ差を詰めるカズ。最後まで耐えきったえぬ村がカズを僅かに抑えてフィニッシュ。3位にはCメインから勝ち上がったモリカワが入った。

≪決勝入賞≫
優勝;えぬ村 ミニクーパー(MR03HM)
2位;カズ ミニクーパー(MR03HM)
3位;モリカワ 日産/GT-R(MR03N)