LEGEND AGAIN!!最速ドライバーがついに眠りから目を覚ます!!その名は「京都最速伝説」(MISシリーズ4第2戦レースレポート決勝編)

シリーズ4第2戦は決勝ヒートを迎える!サノの初優勝なるか?激戦必至の決勝ヒートはまさに始まろうとしている!

↑スーパーラップ、予選ヒートと続いた結果、グリッドは分けられた!!

決勝Cメイン

PP ヒグチ  TECHNICALWORKS with MIS
2nd ヤダ   TECHNICALWORKS with MIS
3rd タカハシ TECHNICALWORKS with MIS
4th キモト  E-PROJECT
5th ナカムラ CRAFT NAKAMURA
6th キシイ  O2 TAKEOFF RACING
7th ユアサ  初音製作所
8th フジカワ E-PROJECT

テクニカルワークス勢が上位グリッドを独占している決勝Cメイン。またE−PROJECTの皇帝キモトは世直しにフジカワを従えて発進する。そして優勝候補の一角を担う「逆襲のSARD SC430」キシイは6番グリッド。新興勢力CRAFT NAKAMURAのエース、ナカムラは皇帝のすぐ後ろ5番グリッドから。都会派ユアサは7番手。

勝ち上がり枠の上位2台を目指し、決勝Cメインが今スタート!全車がきれいにスタートを切る!しかし6番手スタートのキシイがクラッシュ!スタートからいきなりペースを上げた3番手スタートのタカハシが序盤で早くもヒグチ、ヤダをパスしトップに立つ!タカハシ、ヒグチ、ヤダのオーダー。テクニカルワークス勢が強い。レースはこの状態を保ち、中盤へ。しかしここでなんと皇帝キモトはタイヤトラブル発生。世直しはまだ始まったばかりだと言うのに無念。後はフジカワに託した皇帝キモトはリタイヤする。尚、スタートでクラッシュしたキシイはペースも良く追い上げモードだが転倒するアクシデントが発生し、またしても後退。トップ集団は2番手のヒグチがスピンし、代わってヤダが2位へ浮上!終盤に入るとトップのタカハシは2位ヤダと約半周のマージンを築いている。3位のヒグチはなんとか追い上げ2位を獲得したいと更にペースを上げ、ヤダを猛追!!そんなヤダはクラッシュし、あわや3位転落かと思われたシーンもあったが、なんとか2位をキープしているようだ。トップ3の後方4番手にはフジカワがここにきてやっと調子を取り戻した様子。そしてファイナルラップ。トップタカハシはクルージング状態でフィニッシュ。2位には辛くもヤダ。ヒグチは追い上げ切れず3位となり、ここでレースを終えた。

決勝Cメイン結果
1位 タカハシ  TECHNICALWORKS with MIS
2位 ヤダ    TECHNICALWORKS with MIS
3位 ヒグチ   TECHNICALWORKS with MIS
4位 フジカワ  E-PROJECT
5位 ナカムラ  CRAFT NAKAMURA
6位 ユアサ   初音製作所
7位 キシイ   O2 TAKEOFF RACING
8位 キモト   E-PROJECT

↑3番手スタートから序盤でトップに立ち、大差をつけてフィニッシュしたタカハシ。タイヤマネージメントをしながらの走行。

↑2位獲得のプロフェッサーヤダ。落とせないヒートであった。しかし3位転落の危機もあったが、なんとかフィニッシュ。

↑ヒグチは3位となる。レースでは速さと結果が噛み合わない状況が続いている。

↑4位のフジカワもプラクティスでのスピードをレースで活かしきれなかったようだ。

決勝Bメイン

PP オカダ  RT WML
2nd オグラ  E-PROJECT
3rd フカダ  SCUDERIA OTSU
4th ハタヤマ RT WML
5th タナ   RT WML
6th オノエ  E-PROJECT
7th タカハシ TECHNICALWORKS with MIS
8th ヤダ   TECHNICALWORKS with MIS

RT WMLに新規加入のオカダがPP。セカンドグリッドからは強敵E−PROJECTのオグラ。2列目はスクーデリアのフカダとRT WMLハタヤマ。3列目からは同じくRT WML闘将タナとファイターオノエ。最終列からは決勝Cメインを1−2フィニッシュで勝ち上がってきたタカハシ、ヤダのテクニカルワークスの2台となる。

決勝Bメインがスタートする!スタートではクラッシュのシーン!オノエは転倒!決勝Bメインからは転倒はリタイヤを意味する。オノエは決勝を1ラップで終えてしまう事に。序盤オグラとタナのバトルが発生。しかしなんとスプーンで両者は接触し転倒!オノエに続きオグラとタナもリタイヤ。オーダーはトップにフカダ、2位オカダ、3位にタカハシとなる。そしてレースは中盤戦。トップのフカダにミスが発生。2位のオカダはフカダをかわす際に隙をつかれタカハシにパスされてしまう。トップに立ったタカハシはペースを上げ終盤に向けてレースをまとめる方向だ。しかしオカダのペースが速く、タカハシを逃がさない!タカハシとオカダはテールtoノーズの展開!その後ろではフカダとヤダの3位争いが激化する!2台はこのバトルを征し、トップ集団に追い付きたいところだ!そんな3位争いは終盤ヤダのスピンで幕を閉じる。単独3位となったフカダはタカハシ、オカダを追う!トップのタカハシは更にペースを上げ若干オカダを引き離しにかかる。そしてわずかに差が開き始めたところでチェッカー。オカダはフカダの追走を振り切り2位でフィニッシュ。勝ち上がりを決めた。

決勝Bメイン結果
1位 タカハシ  TECHNICALWORKS with MIS
2位 オカダ   RT WML
3位 フカダ   SCUDERIA OTSU
4位 ヤダ    TECHNICALWORKS with MIS
5位 ハタヤマ  RT WML
6位 タナ    RT WML
7位 オグラ   E-PROJECT
8位 オノエ   E-PROJECT


↑決勝Cメインから勝ち上がったタカハシがトップでフィニッシュ。決勝Aメインへ勝ち上がる。ややディフェンシブな走りとなっている今シリーズのタカハシ。

↑跳ね馬を駆るオカダは2位を獲得し勝ち上がりとなる。要所要所を押さえる走りは順位を安定させている。

↑スクーデリアのフカダは中盤までトップをキープしたがミスで3位に後退。ヤダとの3位争いでタイヤを酷使し、トップを追う余力を残せなかったようだ。

決勝Aメイン

PP サノ   CRAZYCAT
2nd ホンダ  M&G
3rd マトバ  KRC
4th ムラカミ TECHNICALWORKS with MIS
5th カツヤ  M&G
6th ホソミ  M&G
7th タカハシ TECHNICALWORKS with MIS
8th オカダ  RT WML

新星サノがここまで完璧なレース運びでPPからスタートする。サノ初優勝なるか?セカンドグリッドにはM&Gのホンダ。ホンダもペースはかなりのものがある。サノをとらえる事ができるのか?3番手からはKRCのマトバ。KRCとしては最高位グリッドとなる。マトバの加入によってKRCの戦力はかなり上がっているようだ。4番手、戦略はいかに?頭脳派ミスターMISムラカミ。3列目にはカツヤとホソミのM&Gのエリートコンビ。4列目からはBメインから勝ち上がったタカハシとオカダの2台。

最終ヒートがスタートする!お互いを牽制しすぎたか?フロントローからスタートしたサノとホンダにミス!そして3番手スタートのマトバがこれをみて一気に2台をオーバーテイクしトップに立つ!ついにKRCが決勝Aメインのトップに立つ時が来たとスタンドのギャラリーも思わず息をのむ!後方ではオカダが転倒!そしてトップ集団のホンダもなんと転倒!序盤で2台がリタイヤとなる。レースは中盤へさしかかる。オーダーはトップにマトバ、2位ムラカミ、3位にカツヤ、4位サノ、5位タカハシ、ホソミと続く。中盤でのバトルは5番手争いのタカハシVSホソミ。ホソミはスピードをいかしてタカハシを執拗に攻め立てるがタカハシは隙を見せない。それもそのはずタカハシはテクニカルセンターでホソミの動きを完全にデータ化している為、要所では巧みにブロックしている。なすすべをなくしたホソミはストレートでアウトから並んでそのまま1コーナーへ!ここで軽い接触があったのか?ホソミは転倒!リタイヤとなった。タカハシは4番手のサノをとらえ高速Sからスプーンでサノに並びオーバーテイク!しかしサノもここでは終わらない!タカハシの一瞬のすきを突き、再び4位へ浮上!タカハシも再びサノを攻めるが、縁石にヒット、転倒しここでリタイヤ。そして終盤、トップのマトバは序盤からペースを乱すことなく快走し続ける!2位のムラカミに対して圧倒的なパフォーマンスの差を見せ大差の状態。2位のムラカミは3位のカツヤを抑えるのに全神経を注ぐ。そしてここでチェッカー!マトバが激戦を制しKRCに初勝利をもたらした!マトバは自身もシリーズ初勝利となる。2位にムラカミ、3位にカツヤと続いた。


↑トップ3。マトバは他を寄せ付けないペースを発揮し初勝利を手にする。ムラカミは2位入賞ポイントを大きく稼いだ。3位のカツヤは余裕すら見せる走りで無難に3位フィニッシュ。

↑CRAZYCATのサノはペースは良かったがスタートのミスで出遅れ初優勝ならず。

↑予選まで完璧な走りでフロントローを獲得したホンダは序盤で姿を消す事に・・・。

第2戦最終レース結果

1位 マトバ   KRC
2位 ムラカミ  TECHNICALWORKS with MIS
3位 カツヤ   M&G
4位 サノ    CRAZYCAT
5位 タカハシ  TECHNICALWORKS with MIS
6位 ホソミ   M&G
7位 ホンダ   M&G
8位 オカダ   RT WML
9位 フカダ   SCUDERIA OTSU
10位 ヤダ    TECHNICALWORKS with MIS
11位 ハタヤマ  RT WML
12位 タナ    RT WML
13位 オグラ   E-PROJECT
14位 オノエ   E-PROJECT
15位 ヒグチ   TECHNICALWORKS with MIS
16位 フジカワ  E-PROJECT
17位 ナカムラ  CRAFT NAKAMURA
18位 ユアサ   初音製作所
19位 キシイ   O2 TAKEOFF RACING
20位 キモト   E-PROJECT


↑KRCがついにMISシリーズを征する!京都最速伝説再び!まさに最速の走りを披露したマトバ。ワンランク上の走りを見せつける結果となった。

MISコメント

第2戦に参加されましたドライバーの皆さま、またチーム関係者の方々お疲れ様でした。やはりビッグチームが強いのか?と思わせた第2戦でした。最速のドライバーと最強チームの組み合わせは他を寄せ付けない速さを発揮していました。また決勝はどのヒートもバトルが多く、見ごたえのある走りを多く見る事ができ、嬉しく思います。第3戦からはLi−Feバッテリーが解禁となりますが、どのようなレース展開になるのか非常に楽しみです。次戦も宜しくお願い致します。