ドライバー総集編〜それぞれのMIS〜ラスト2!!

オグラ/E-PROJECT


寡黙なドライバーのオグラ。ただ自己に求められた任務を淡々と遂行する。「人間アクティブサスペンション」と言われるほど、オグラのマシンは路面に張り付いているが、そのマシンは至ってごく普通のマシンだ。その時その時に合わせた最適なアクセル開度を瞬時に判断しコントロールしている。「パワーは自分のコントロール支配下において初めて価値があるもの。扱えないパワーは邪魔になるだけ」。自らが語るようにオグラはマシンを完全に自分の支配下においている。そのオグラは打ち立てた金字塔は「シリーズ6戦中3勝」と「GTRの初優勝」。この牙城を崩すドライバーはこの先現われるのか?

タカハシ/RT MIS


超絶レイトブレーキング。この一言でタカハシを説明できるほどの走りを展開するドライバー。コーナーリングスピードでは他を圧倒する。トップスピードから瞬時に減速、そしてまた一気にトップスピードへと加速する。そのタカハシが駆るのは今も昔もNSXただ一台。マシンのパワーは比較的抑え気味であるがコーナーで他のマシンを征していく事を美徳と考えているようだ。「NSXはコーナーリングマシンだから・・・

ヤダ/TECHNICALWORKS RT


ご存じヤダ研究所のヤダ所長。「プロフェッサー」と呼ばれる理論は理論派ドライバーである。マシンに関する事は総てデータ化されており、研究所のテクニカルセンターで解析されている。シリーズでの優勝ももちろん経験しているヤダは、研究員のヒグチの初優勝を現在切望してるようだ。エントラント名は「テクニカルワークス」とし完全なバックアップ体制をもつ有力チームの代表としての日常は多忙を極める。シリーズ4ではもちろんタイトルを狙う!

コボリ/E-PROJECT


皇帝キモトの熱烈なラブコールにより、音速プロジェクトへの参加を決めたコボリはシリーズ4ではスポット参戦となるが、どこでその姿を現すのか興味深いところ。コボリはホームコースの尼崎TAMTAMでの最速ラップ記録保持者。同サーキット場で既にLI−FEバッテリーのテストを行っており、レースで使用できるレベルまで来ているようだ。その事を考えるとおそらくLI-FE解禁となる第3戦からのスタートとなると予想されている。皇帝キモトの切り札でもあるコボリ。古えの最速軍団の一人だけに油断のならないドライバーだ。


そしてドライバー総集編は次回「最終章」。乞うご期待下さい。