MISシリーズ3開幕戦 MR−03戦績は?

開幕戦でMR−03を投入したのは、RT WMLの闘将タナとRT MIS JAPANのファイターオノエ。そのレース内容を振り返る。


↑RT WML闘将タナ。開幕戦間際で急遽アセンブル。ほぼぶっつけで投入したMR−03だがまずまずの感触をえられたようだ。しかしながらMR−02に対して圧倒的なアドバンテージは見られなかった。3位入賞したものの、勝者タカハシと2位のSイシにはペース不足でおいて行かれた感がある。3位獲得もタナのドライビングによるところが大きい。それでも予選ヒートではかなりの好感触を得た様子でトップフィニッシュの瞬間タナは雄たけびを上げる!
タナ「見たか!03の実力を!」これに対してギャラリーからも絶賛の声が「とくと見た!さすが新シャーシのポテンシャル!」これをうけてタナは「しまった!まさか見られているとは!」とノウハウの公開はまだのようだ。



↑MIS JAPANのファイターオノエはMR−03の初期トラブルに悩まされる事に。ステアリングの制御系がうまく機能していない様子で下位に沈む。またクラッシュ時にフロントの強度不足によりリタイヤしてしまうという散々な結果に終わった。マシンの完成度に多くを要求するオノエにとってはまだまだ道のりは長そうだ。



↑レースには投入しなかったが、既に皇帝キモトのピットにもMR−03が。さすがは皇帝キモトだけあって専属のテストドライバーを有する事で、MR−02のセットアップとMR−03の開発を並行して進めている。「我々のMR−03の開発は現在80%のところまで来ている。残りの10%で02と並び、そして最後の10%で02を凌駕する。そしてそれを現実のものとするノウハウを我々は有している」皇帝03デビューが待ち遠しいところだ。