ドライバー紹介 / その名は「EPSON HONDA NSX」

日産からGT−Rが登場し車種が弱冠ばらけてきたが、それでもNSXが多く走るサーキット。そしてその中でEPSON−HONDA−NSXがひときわ力強い走りを見せている。そしてドライバーはNSXを愛してやまない男、HONDAの皇帝キモトだ。非常にシビアにセットアップされたEPSON NSXを操るキモトだが、ここ一発の速さはMISシリーズ1でも証明済みだ。シリーズ1の第2戦目ではスーパーラップは9秒前半でトップタイムと考えられていた当時の常識を一気に覆し8秒台にたたき込むという限界を超えた走りを披露し周囲の度肝を抜いた。現在でこそ8秒台で走るドライバーは数人存在するが、コースの路面が出来上がっていなかった当時の事を考えるとその偉業ぶりが理解できる。

【オフシーズンテスト】
トップスピードとコーナリングスピード共に高次元でのバランスを追求する完全主義者のキモト。シリーズ2への参戦車両はもちろんNSXとなるが、新たなNSXを持ち込みテストをくり返している状況が続く。1周のみのスプリント性能、ロングラン、バトル性能などなどキモトのテストメニューはきめ細かく細分化されている。仕上がり具合はいかに?そしてその性能は開幕戦でどこまで発揮されるのか?

↑カー№32、皇帝キモトのニューマシン。ただいま細部の調整段階だ。

↑スポンサーのイベントにも積極的な姿勢を見せる。トップドライバーの仕事はマシンを走らせるだけではないと言う・・。

Don't you draw the queen of diamonds,boy.She'll beat you if she's able.