CRAZYCATが3勝目!!新星サノついに初優勝!(MISシリーズ4第6戦レースレポート決勝編)

決勝Eメイン

スタートではいきなりKYOSHOフクモトがクラッシュ!ここから始まった決勝ヒート!序盤では3番手スタートのLHのハヤシもクラッシュ。PPスタートのフジカワは4番手から2つポジションを上げたスクーデリアのイヌイを抑えトップをキープしレースをリードする。しかし2番手のイヌイはフジカワの一瞬のミスを突きトップへ浮上。フジカワも2位へ後退したが、イヌイをきっちりとマークしオーバーテイクのチャンスを伺う。スプーンでイヌイのインを狙ったフジカワだったが両者は接触、しかし事なきを得た2台。イヌイはトップをキープしたまま中盤へ突入する。2番手走行のフジカワは3コーナーで転倒のトラブル!代わって2位争いとなったのは、初音製作所の都会派ユアサとKYOSHOのイシカワ。ユアサは最終コーナーでミス。イシカワが2位へ浮上する。そして終盤、2位イシカワを猛烈な勢いで追い上げてきたマシン。フジカワだ。フジカワは気迫十分。3コーナーでイシカワのインをつき見事に2位に上がる。しかしそのフジカワ、続いた高速Sでまさかのクラッシュ!!そしてトップのイヌイは大差でフィニッシュ。2位にイシカワ。3位には大暴れしたフジカワが入った。

↑序盤でトップに立ったイヌイはそのまま大差をつけてトップチェッカー。

↑ユアサとの2位争い、そしてフジカワとのバトルも征したTEAM KYOSHOのイシカワが見事勝ち上がりを決めた!!

↑フジカワ大暴れ!しかし結果は3位と惜しくもここでレースを終える事となる。印象に残る走りをしたフジカワ。

決勝Dメイン

PPからスタートしたイソベは抜群のスタートを決めるも、その後のミスでポジションを下げてしまう。また、好調イシカワもストレートでまさかのクラッシュ!スクーデリアのフカダがトップに躍り出る。2番手にはWMLのハタヤマがつける。そして、レースが中盤へ差し掛かろうとした時、ハタヤマはフカダのインをつきトップへ浮上。ハタヤマVSフカダのトップ争いの後ろにはEメインから勝ち上がってきたイヌイが3番手につけている。さらにその後方にはCRAZYCATのハセガワが4番手。ここでなんと2位を走るフカダにICタグのトラブルが発生。無念のフカダは2位の座を明け渡す事に。2位に浮上したのはイヌイをかわしたハセガワがつける。しかしトップのハタヤマは既にはるか前方。ハセガワは3位までポジションを上げてきたLHのミズノを抑え終盤はペースコントロール。ハタヤマがセイフティリードを保ったままトップでフィニッシュ。ハセガワが2位となる。

↑今シリーズでは見せ場の多いWMLハタヤマ。大差でフィニッシュ!

↑底力を発揮したハセガワ。さすがはCRAZYCATといったところか・・・。

決勝Cメイン

PPからスタートするヒグチ。ペースが速いのとは裏腹にレースでの結果が残せていない事が気になる。そのヒグチはスタート後の3コーナーで転倒!またしても不運に付きまとわれているようだ。序盤戦はオカダVSシュウVSキモトVSマトバの4台によるトップ集団が形成され、お互いの手の内を探る形でレースが進行する。そして中盤レースが動きを見せる。なんとスプーンコーナーで4台による多重クラッシュ!!これを上手く切り抜けたのは4番手につけていたKRCのマトバ。そしてその後方で動かず我慢の走りに徹していたテクニカルワークスのムラカミの2台。さらにリカバリーが速かったシュウが3番手。レースは終盤、マトバVSムラカミVSシュウの3台のトップ争い。3番手のシュウは4コーナーでムラカミをパスし2番手へ浮上。さらにマトバもかわしトップへ。2位に後退したマトバはミスによりムラカミにもかわされ3番手となる。そしてフィニッシュ。シュウ、ムラカミが勝ち上がりを決めた。

↑これぞシングルゼッケンと言わんばかりの走りでバトルを征したシュウがトップ。CRAZYCATの司令塔。

↑最終的にはテールエンドをマトバに見せつけたムラカミが2位。冷静さを失うことは敗北を意味する事を誰よりも理解している。

決勝Bメイン

8台中6台の優勝経験者が揃った決勝Bメイン。どこまでも強豪達の争いは続く。スタートではセカンドスタートのタナと6番手スタートのオオタニが転倒!ここからは転倒はリタイヤとなる。ホンダ、Sイシ、オノエの順にオープニングラップを駆け抜けていく。序盤上位を狙うタカハシが3コーナーで転倒。3番手オノエも転倒こそ免れたもののクラッシュでシュウにポジションを奪われてしまう。そしてレース中盤、トップのホンダもまさかの転倒。更にSイシも3コーナーで転倒し、続々とリタイヤ。サバイバルレースと化したBメインとなった。トップに立ったシュウ、そして2位オノエ、3位ムラカミの争いとなった終盤、2番手のファイターオノエがシュウをオーバーテイク!トップに立つ。3番手ムラカミはシュウを完全にとらえた形となったが、オーバーテイクするには至らないようだ。そのムラカミは2コーナーを足掛かりに3コーナーでインを狙ったその時、転倒劇で幕を自らおろしてしまうこととなる。生き残った2台が決勝Aメインへと勝ち上がった。

↑決勝Aメインに駒を進めたシュウ。いけるか?

↑絶対的なファイター。オノエが3番手スタートからトップチェッカー。サバイバルレースを征した。

決勝Aメイン

決勝Bメインをトップでフィニッシュしたオノエがスタートで転倒するというアクシデント!序盤戦はスタートの混戦からぬけだしたサノがトップ。更に2番手にはカツヤ。ポイントランキングを争うトップ2台の直接対決となる。更に3番手にはカツヤの僚機ホソミがつけている。CRAZYCATサノをM&Gの2台がプレッシャーを与える!しかしチームオーダーが禁止されているのがMISシリーズ。M&Gの2台は2位争いのバトルを展開する。これを勝機と確信したサノはペースアップ。徐々にリードを広げていく。その後方ではオグラVSシュウの争い。イツウVSナガサカの争いとバトルの絶えない決勝Aメイン。サノは終盤に入っても安定感を保ちリードする。そしていっきにチェッカー!サノが初優勝を飾る。2位にはカツヤ。3位にはホソミとなった。

↑CRAZYCAT3勝目をもたらしたのは新星サノ!!サノは自身の初優勝!ここにまた新たなウィナーが誕生した瞬間だ!スーパーラップ最後尾からの追い上げという桁外れの実力を見せた。

↑M&Gカツヤは2位。カツヤVSサノの争いとなったシリーズ4!最終戦では?

↑ホソミも3位に入賞!安定感も抜群のホソミ。

レース最終結

1位 サノ   CRAZYCAT
2位 カツヤ  M&G
3位 ホソミ  M&G
4位 オグラ  E-PROJECT
5位 シュウ  CRAZYCAT
6位 イツウ  O2 TAKEOFF RACING
7位 ナガサカ TEAM LightHousesHAC
8位 オノエ  E-PROJECT
9位 ムラカミ TECHNICALWORKS with MIS
10位 ホンダ  M&G
11位 Sイシ  O2 TAKEOFF RACING
12位 タカハシ TECHNICALWORKS with MIS
13位 タナ   RT WML
14位 オオタニ 初音製作所
15位 マトバ  KRC
16位 キモト  E-PROJECT
17位 ヒグチ  TECHNICALWORKS with MIS
18位 ハセガワ CRAZYCAT
19位 オカダ  RT WML
20位 ハタヤマ RT WML
21位 ミズノ  TEAM LightHousesHAC
22位 イヌイ  SCUDERIA OTSU
23位 フカダ  SCUDERIA OTSU
24位 ヒロタ  SCUDERIA OTSU
25位 イソベ  TEAM LightHousesHAC
26位 イシカワ TEAM KYOSHO
27位 フジカワ E-PROJECT
28位 フクモト TEAM KYOSHO
29位 ユアサ  初音製作所
30位 ハヤシ  TEAM LightHousesHAC

MISコメント

今回ご参加頂いた総てのドライバーの方々、そしてチーム関係者の方々ありがとうございました。また遠方より駆けつけて頂きましたLHの皆さまありがとうございました。おかげさまで大変楽しく盛り上がったレースイベントとなりまして感謝しております。そして京商の石川様、福本様にはいろいろとお世話になりましてありがとうございました。また参戦頂ければと思います。皆様お疲れさまでした。そしてついにシリーズ4は最終戦を迎えます。宜しくお願い致します。