MIS再始動!バカンス明けはシリーズ4第6戦レポートからTAKEOFF!!

3月20日(土)に行われたMISシリーズ4第6戦。シリーズ4のタイトル争いは大詰めとなり各ドライバーのターニングポイントとなる!また第6戦は愛知の名門「LightHousesHAC」が参戦!また「scuderia OTSU」も人員導入。そしてなんと神奈川からはワークスチーム「TEAM KYOSHO」がエントリー!広範囲からのエントリーとなり京都WMLサーキットはドライバーの坩堝となる!

↑全30台のマシンがエントリー!京都、大阪、兵庫、滋賀、奈良、そして愛知、神奈川と各エリアを代表するマシン達がどのようなバトルを繰り広げるのか?


↑中京エリアでは最強を誇る「TEAM LightHousesHAC」。マシン開発能力、ドライバビリティ、資金力・・どの要素も高いレベルでバランスされた一流チーム!エースドライバーのナガサカの実力は前シリーズ3で既に実証済みだ。ミズノ、ハヤシ、イソベと実力者が揃う。


↑ワークスチーム「TEAM KYOSHO」。エースドライバーには業界では超有名人イシカワ選手とセカンドドライバーにはフクモト選手の2台体制で戦う!

↑TEAM KYOSHOのピットエリア。プライベートチームとは明らかに異なるデバイス。参加選手たちもワークスチームのピットを訪れ見学する光景も見られた。


↑スクーデリア勢はドライバー強化をはかり、CEOを務めるフカダは2名の実力者を獲得したようだ。


↑今回は京商様より、景品も贈呈頂きました。京商様はミニッツだけではなくミニカーの分野でも非常に活躍されている企業であり貴重なアイテムを景品として支給して頂きました。


↑今回でチャンピオンを決め、京都初の王者となるか?M&Gのエースドライバーのカツヤ!!

スーパーラップ

1位 シュウ   7S74 CRAZYCAT
2位 イヌイ   7S81 SCUDERIA OTSU
3位 Sイシ   7S83 O2 TAKEOFF RACING
4位 ナガサカ  7S89 TEAM LightHousesHAC
5位 オオタニ  7S90 初音製作所
6位 オカダ   7S90 RT WML
7位 マトバ   8S00 KRC
8位 キモト   8S02 E-PROJECT
9位 オグラ   8S05 E-PROJECT
10位 カツヤ   8S07 M&G


↑一番時計をたたき出したCRAZYCATの司令塔シュウ!さすがの一言!流行語大賞を獲得した「どや顔」の産みの親でもある。

↑2番手タイムは初参戦、ウレタンコースでは日本トップレベルのドライバーのイヌイ!E-PROJECTのオグラが「人間アクティブサスペンション」ならば、イヌイはまさに「人間トラクションコントロール」。絶妙のアクセルワークでギャラリーを圧倒する!イヌイの走りの哲学にスライドという文字はない。

↑どうした!ランキング2位につけるCRAZYCATのサノ。痛恨のミスで最後尾となる。「やっちゃいました」と笑顔を見せるサノだが、その瞳の奥には闘志が狼のごとく宿っていた。全車を喰らうかサノ!

予選ヒート

(Aグループ)
ポールから快調に逃げるイヌイ。それを追うのは5番手スタートの闘将タナと新星サノの2台。第1ヒートから白熱したレース展開となったAグループ。中盤タナはトップのイヌイをとらえテールtoノーズの展開。終盤でイヌイが中央ストレートでウォールにヒットしクラッシュ!タナがトップ。サノは最後尾スタートから早くも2位を獲得。
続いた第2ヒート。2番手スタートのサノは2周目のストレートでトップのタナを早くもオーバーテイク!闘志むき出しの走りを披露。2番手に後退したタナはその後もミスで後退。3番手スタートのイツウが2位へ浮上するも、後方から驚異的なペースで追い上げてきたマトバにとらえられる。ここでも2位争いのバトルが発生する。しかし、イツウも気迫でマトバを抑えきり2位を死守。マトバは3位となる。

(Bグループ)
スタートではフロントローの2台、ナガサカとキモトが3コーナーで接触!代わってトップに躍り出たのはテクニカルワークスのヒグチ!2位につけたナガサカを後方から追い上げてきたフジカワがロックオン!さらにホソミも追いつき3台でのバトルとなる。ホソミは2台を若干間をおいて見ている状態。そして終盤トップのヒグチは4コーナーで転倒。また、ナガサカとフジカワも接触。この隙を狙っていたホソミがトップに立ちフィニッシュ。ナガサカ2位。キモト3位となる。
第2ヒートでは全車がきれいにスタートを決める。トップからホソミはどんどん後続を引き離し序盤で既にセイフティリードの状態。4コーナーでキモトとムラカミがクラッシュ、ヒグチが2位へ浮上する。その後ろではまたしてもナガサカVSフジカワのバトルがギャラリーを沸かしている。ナガサカの巧みなラインどりに足をすくわれたか?フジカワは3コーナーでクラッシュ!なんとリタイヤとなる。ワークスチームのイシカワも後半スプーンでクラッシュし、荒れたヒートとなったが、終始ハイペースを継続したホソミが大差をつけてのトップチェッカーとなった。2位にヒグチ、3位にナガサカとなった。

(Cグループ)
PPからスタートしたオオタニはオープニングラップの最終コーナーでオーバーラン!ポジションを下げてしまう。Sイシがトップに立ち、4番手スタートのオグラが2番手につけている。序盤でひとつ順位を落としたフカダは3位を走行するも、中盤スプーンで転倒する。Sイシがトップ。2位にオグラとなる。3位には5番手スタートのオノエが入った。
第2ヒート。Sイシがトップでスタートを決め、逃げの態勢。それをオグラが追う展開。その後ろではフカダVSヒロタのスクーデリア同士のバトル。しかし2台はスプーンで接触してしまう。そして中盤、トップのSイシは3コーナーで転倒!オグラがトップに立つ。しかし後方からはファイターオノエの猛追。オノエは終盤にはオグラを完全にとらえ臨戦態勢。E-PROJECT同士のトップ争いとなったが、なんとかオノエを抑えきったオグラがトップでフィニッシュ。

(Dグループ)
オカダVSシュウVSホンダの3台のトップ争いから第1ヒートは始まった。序盤でトップのオカダはミスで後退。シュウがトップに立つ。シュウを追うホンダ。その背後にはカツヤ、タカハシと続いている。シュウがトップフィニッシュかと思われた終盤、シュウはクラッシュを喫する。ホンダをかわしたカツヤがここでトップに立つ。そして2位にはタカハシ、シュウの順でフィニッシュ。
つづいて第2ヒート。トップから逃げるカツヤ。その後ろではタカハシVSシュウの2位争い。防戦一方のタカハシではあったがなんとかシュウを抑え中盤へ突入。その時、なんとトップのカツヤは転倒!タカハシVSシュウのバトルはそのままトップ争いへと移行する。さらにホンダがこれに追いつき3台でのバトルとなる。2台を巧みに抑えながらトップを死守するタカハシ。そして終盤、ホンダはシュウをパスし2位へ浮上するが、ミスで再び後退。タカハシVSシュウの一騎打ちとなったファイナルラップ!4コーナーを2台ならんで進入したが両車接触!2台揃って大きく順位を落としてしまった。結局ホンダがトップでフィニッシュ。2位にはオカダ。3位にカツヤとなった。


↑予選でスーパーラップのミスを見事にカバーしたサノ。2位と1位を獲得しAメインを決定づける。サノはポイントリーダーのカツヤしか見えていないようだ。

↑第1ヒートでトップを獲得した闘将タナ。バトルを征した。

↑待つ時は待ち、行く時は行く。ペースコントロールのお手本の様な走りで両ヒートを征したM&Gのホソミ。「エリートはエリートらしく」がモットーのホソミ。

↑到着が遅れ、わずかなプラクティスでマシンを仕上げたLHのナガサカ。不十分なセットアップではあったが、幾度となくバトルを征し2位と3位を獲得する。

↑第1ヒートを征したSイシだったが、第2ヒートでは転倒し5位となる。決勝は中盤あたりのスタートとなるか?

↑気づけば上位に上がっているオグラ。やはりレースでは強さを発揮するアクティブサスペンションは健在。皇帝の切り札としての任務を遂行する。

↑チャンピオンを決めにかかるカツヤは第1ヒートでトップ。第2ヒートでは3位とまずまずの予選結果。サノの仕上がりも気になるところか。



↑予選で最も激しいバトルを繰り広げた3台。タカハシ、シュウ、ホンダ。いずれもシングルゼッケンを有するマシンだけに簡単なバトルにはなるはずもない。このバトルは勝者がいない形で幕を閉じた。


決勝レポートへ続く→