ＭＩＳシリーズ４予選終了後、参戦チーム紹介！

ＭＩＳシリーズ４開幕戦。予選ヒートも終了したところで今シリーズの参戦チームを紹介！

ＲＡＣＩＮＧＴＥＡＭ　ＷＥＳＴ　ＭＩＮＩ−Ｚ　ＬＩＮＫ

ＷＭＬサーキットの看板チームとも言えるこのチーム。「ＲＴ　ＷＭＬ」。オーナー兼ドライバーのハタヤマ。エースには闘将タナ。そしてドヒが新規加入。さらにスポット参戦となるが京都の業師イシムラも獲得している。特にエースのタナは今シリーズでは初優勝を囁かれているドライバーの一人。しかし開幕戦予選ではクラッシュなどもあり、予選結果をまとめる事が出来なかった。決勝はなんとＤメインからのスタートとなる。Ｄメインには同チームのドヒもいる状態。２台で勝ち上がりを決めたいところだ。またハタヤマは落ち着いた走りで、予選をまずまずの順位でフィニッシュし決勝Ｂメインの３番手スタートというグリッドを獲得した。ハタヤマはＡメインへ勝ち上がれるのか？またタナはどこまで追い上げられるか？

Ｏ２　ＴＡＫＥＯＦＦ　ＲＡＣＩＮＧ

冬期テストでは最速マシンともっぱらの噂。全貌が明らかになった開幕戦、その噂は真実であることは明白となった。ドライバーはエースのキシイ、そしてミスターアグレッシブことイツウ。さらに今期から加入のシリーズ３チャンピオンのＳイシ。初音レーシングからのレンタル移籍のシュンパパ。Ｓイシはスケジュールの調整に難を示している状態で、スポット参戦となる予定だ。エースのキシイは見事な走りで決勝Ａメイン４番手を獲得している。初優勝なるか？イツウは予選ではクラッシュもあり決勝Ｃメインからのスタートとなるが、レース前のプラクティスではトップタイムをマークするシーンもありペースは十分。またシュンパパはタイヤトラブルで予選は振るわず決勝Ｃメイン６番手スタート。しかしシュンパパはトップスピードでは最速をマークしている。高速サーキットのＷＭＬでは十分挽回可能だ。

ＣＲＡＺＹＣＡＴ

司令塔シュウが率いる紅のＺ軍団。Ｋ−ＰＯＩＮＴ　ＲＡＣＩＮＧ改め「ＣＲＡＺＹＣＡＴ」。シュウ、フジハシ、ハセガワ、そして新星サノタロウの最速４人組。開幕戦スーパーラップでは全員が８秒前半でタイムを揃えるという快挙。シュウとハセガワはシングゼッケンドライバーである。予選ではシュウ・フジハシ・サノの３人がフロントローに並び、ハセガワも２列目からと上々の滑り出し。決勝ではＡメイン２番手にサノ、３番手にサノと好位置につける。ＰＰオグラ包囲網は盤石の態勢となる。フジハシは予選で出遅れ決勝ＣメインＰＰから、ハセガワはＢメインの６番手からとなる。

ＫＡＴＡＹＡＭＡ　ＲＡＣＩＮＧ　ＣＯ．ＬＴＤ．

業界の一大グループであるＫＲＣグループのレーシング部門。ＫＲＣでドライブする事は総てのドライバーの夢あり目標となる。今期、その夢を掴んだのは京都最速伝説マトバ。自身のレーシングアカデミー「的場塾」の塾長を長年務めた結果、ＫＲＣドライバーに大抜擢された。マトバ曰く「他にも有力なチームは多数存在するがＫＲＣはいろんな面で異なる。スタッフのモチベーションも一貫して高く、ここでレースに参戦できる事を誇りに思う」開幕戦に参戦したのはマトバのみとなったＫＲＣだが、マトバは予選で粘り強い走りを展開し、決勝ＢメインのＰＰを獲得。決勝Ａメインへ勝ち上がる最も有利な位置につけた。マシンも決まっており期待できる決勝ヒートとなりそうだ。
ドライバーにはエースのヤマウチ、稲妻ＥＧＧことエバラ、そして大代表のカタヤマが在籍している。

Ｍ＆Ｇ

新生「的場塾」と言っても過言ではないＭ＆Ｇ。主席エリート塾生のホソミと天才ドライバーカツヤがタッグを組むこのチーム。そしてもう一人の天才「孤高の天才ドライバー」と言われるホンダが新規加入！またテストではアオキが活躍している。カツヤは予選で安定した走りを披露し決勝Ａメイン６番手を獲得、ホソミは決勝Ｂメイン５番手からのスタートとなる。まずまずのスタート位置につけているＭ＆Ｇはどこまでポジションを上げるのか？またＭ＆Ｇの本領が発揮されるのはシリーズ第３戦となる見方が強い。ＬＩ−ＦＥ解禁となる第３戦以降のマシンをどのチームよりも早くテストしているからだ。

ＴＥＣＨＮＩＣＡＬＷＯＲＫＳ　ＲＡＣＩＮＧＴＥＡＭ　ｗｉｔｈ　ＭＩＳ

名門チーム「テクニカルワークス」と「ＲＴ　ＭＩＳ」の共同企画となる。プロフェッサーヤダとＭＩＳで司令塔を務めたインテリジェンスドライバーのムラカミのコラボレーションとも言えるこのチーム。メンバーはヤダ、ヒグチ、ムラカミ、タカハシと全員がＭＩＳ　２００９　ＦＩＮＡＬに出場しているハイレベルはドライバーで構成されている。ヤダとタカハシはシングゼッケンを取得している。テクニカルワークスの高度な技術と頭脳派ムラカミのハイレベルなレース戦略が今まさに融合しタイトル獲得を目指す！開幕戦ではテストでは絶好調のヒグチがやや遅れをとり、決勝ＤメインＰＰスタートとなるが、ヤダはＡメイン５番手、ムラカミとタカハシはＢメインの２番手、４番手からスタートし早くもポイント圏内。決勝Ａメインへの勝ち上がり枠は２台。ムラカミとタカハシの勝ち上がる可能性は非常に高いと予想される。ヤダはさすがにレースに向けてマシンを完全に仕上げてきている為、決勝ではかなり期待が持てそうだ。「出力・旋回性能・安定性能総てがうまくバランス出来ている。この事を考えると５番グリッドは勝利を獲得する為には十分な位置と言える」と意気込みも十分のヤダ。

初音製作所

エースのシュンパパが１シーズンのレンタル移籍で不在となった初音レーシング。エースを務めるのはオオタニ。そしてスポット参戦のヤマモト。更に都会派ドライバーのユアサが加入。更に開幕前に急遽移籍となったコボリ。初音を率いるオオタニは２０１０年初レースとなるチャレンジＣＵＰを見事優勝で飾っている。開幕戦はオオタニのみ参戦となったが、オオタニはスーパーラップではまずまずのタイムを記録するも予選ではクラッシュもありやや後退。決勝はＣメインのセカンドグリッドからのスタートとなる。エースとしてここからの巻き返しを狙うオオタニはどこまでポジションを上げられるのか？

Ｅ−ＰＲＯＪＥＣＴ

「何かが狂っている」と業界の歪みを正すべく皇帝キモトが世直しを決行する為にまず念頭に置いたのがシリーズタイトルの獲得。皇帝が招集したドライバーはフジカワ、ファイターオノエ、そして人間アクティブサスペンションのオグラ。オノエはシリーズでの勝利を経験している。そしてオグラについては、これまで実に７勝を上げている自他とも認めるトップドライバーだ。皇帝の血族と言われるほどのチームワークはタイトル獲得に向けて最大の武器となるだろう。開幕戦ではオグラがここまで完璧なレース展開でスパーラップ一番時計、予選ヒート１位を獲得し決勝ＡメインＰＰの座につく。オノエは決勝Ｃメインからのスタートとなるが、ファイターゆえに上位へ勝ち上がってくる事は必至だ。またフジカワはペースを発揮するもジオメトリーの不調でやや出遅れている。決勝Ｄメインスタートだ。そして皇帝キモトは予選での不運もあり決勝Ｃメインスタートとなるが、ここからの巻き返しを図る。「我々のマシンは予選よりも決勝にマッチしている。」キモト率いるＥ−ＰＲＯＪＥＣＴは勝利を獲得するのか？ＰＰオグラはＣＲＡＺＹＣＡＴの追撃を振り払えるのか？