第6回 チャレンジカップ決勝ヒート

第6回 チャレンジカップ決勝ヒート!

ついに決勝ヒート!!予選を両ヒート征したムラカミか?オオタニか?または好調マスダが行くのか?

[決勝Cメイン]

PPは皇帝キモト、[I'll be back!]都会派ドライバーのユアサが2番グリッドから、業師イシムラが3番グリッド、中学生ドライバーのイワサキが4番グリッド、5番グリッドからは仏の心ナカムラ。勝ち上がりは2台。全車スタートシグナルをじっと見つめる・・・。シグナルスタート!!スタートでいきなりイシムラが転倒!皇帝キモトがPPからそのままトップで1コーナー〜2コーナーを抜け出す。5番グリッドからスタートのナカムラがオープニングラップの混線を抜け出し2位にポジションアップ!そしてガッツの走りイワサキが3位へ!中盤、キモトは全車に半周以上の差を付け独走態勢に入る!このあたりはさすが皇帝、良く状況を見ている。2位にナカムラ、3位にはイワサキをかわしたイシムラがポジションアップ!2位ナカムラ、3位イシムラの差は約3秒。終盤ナカムラが6コーナーで転倒するもすぐに体勢を立て直しそのまま2位をキープ!イシムラが追い上げるが2コーナーで単独クラッシュ!なんとかナカムラは2位を死守し勝ち上がりへ!キモトは全車1ラップで余裕のトップチェッカー!勝ち上がりはキモト、ナカムラの2台となる。


↑皇帝キモトは余裕の勝ち上がり!それもそのはず、ここで終わっては「世直し」など机上の策に過ぎない。

↑どう考えても不利なマシンでナカムラは参戦するが、経験値がそれを見事にバックアップしている。

[決勝Bメイン]

PPにはフジハシ、2番グリッドは好調マスダ、3番グリッドにヒグチ、イツウが4番グリッド。ハタヤマは5番グリッドからのスタートだ6番、7番グリッドには勝ち上がりを決めたキモトとナカムラ。決勝Bメインと言えども強豪揃い。Aメインへの勝ち上がり2台を決めるのはどの選手か?シグナルスタート!2コーナーでいきなりヒグチが転倒!それに続いて3コーナーでイツウが転倒!やはり強豪揃いのBメイン。ヒグチ、イツウと言えども精神的なプレッシャーからか緊張が隠せない様子!PPスタートのフジハシが1位、2位にはマスダ、3位キモト、4位ヒグチと続く・・・。ハタヤマが5コーナーで転倒!ポルシェはやや安定感に欠けているようだ。中盤マスダが転倒しキモトが2位にポジションアップ!このまま逃げ切って何とか勝ち上がりを決めたいところだが1コーナーでキモトが転倒し後退。終盤、追い上げてきたイツウがマスダと2位争い!僚友イツウの走りをじっとキシイは見つめる。しかしその刹那、イツウが3コーナーでクラッシュ!フジハシが大差をつけてトップチェッカー!GTカーの実力を見せつける展開。2位にはイツウとのバトルを征しマスダが勝ち上がりを決めた!これまでマスダはMISのレースに多くは参戦していないが実力の片鱗を見せている。Aメインでの活躍が期待される走りを披露した。

↑ノーマルモーターであろうとも、GTカーの強さは変わらない!勝つ為に走るフジハシは何の迷いもなくSC430を投入している!

↑明らかにペースが速いのはマスダ。R32GTRを見事にコントロールしている。

[決勝Aメイン]

いよいよAメイン。PPはMIS司令塔ムラカミ、2番グリッドからはオオタニ、3番グリッドにはサノ、4番グリッドからは絶好調フジカワ、5番グリッドはヤマモト、6番、7番グリッドからは勝ち上がりの2台、フジハシ、マスダだ。最終ヒート、ここには何の戦略も持たずにグリッドにつくマシンはいない。そしてシグナルスタート!ムラカミ、オオタニ、サノの順で2コーナーを通過。中盤ではフジカワが転倒!トップのムラカミが転倒!ここで序盤からペースを上げたオオタニが抜け出しトップに立つ、2位にはサノが上がってきている。ムラカミもすぐさまリカバリーし3位につける。オオタニVSサノVSムラカミのバトルにスタンドからは大歓声!中盤、5コーナーでサノがクラッシュし、すぐさま立て直すがムラカミにポジションをあけ渡してしまう!そしてなんと最後尾からスタートしたマスダがサノをとらえバトルを繰り広げる。しかしサノも後退するわけにはいかない!サノはマスダのプッシュを巧みに退けながらもムラカミをオーバーテイク!気迫の走り!オオタニ、サノの順でレースは終盤へ突入!後方ではヤマモトがリタイヤ!トラブル発生か?フジハシがじりじりと追い上げ4位に浮上してい。2番手争いの隙を見てオオタニが若干リーを広げている。2位争いのサノVSマスダVSフジハシのバトルは熾烈を極める!トップのオオタニはペースを落とすことなく集中力を維持している!レースはいよいよファイナルラップに突入!リードを死守しオオタニが強豪ひしめくAメインで盤石のトップチェッカー!2位は新星サノがMISデビュー戦で見事に結果を残す!3位にはマスダとのバトルを征したフジハシとなる。


↑トップ3!勝利に対する情熱はもはや語るまでもない・・・EMOTION、そんな言葉がぴったりのオオタニはMIS初勝利!2位にはMISシリーズファイナルチャンピオンのシュウ率いるK−POINTレーシングの秘蔵っ子サノが入賞!3位にはフジハシ、やはり実力か?フジハシは後方からでも確実に上がってくる。


↑レースに向けてマシンのセットアップも万全であったオオタニは決勝Aメインはセカンドスタートという好位置につけ、万全のスタートを決めた!ヒート中は常に集中力を維持し、チェッカーまで駆け抜けた!
「尼崎エモーション」オオタニの勝利の回数券はまだ一枚切り離したばかり。初音レーシングのエースドライバーはMISシリーズ4ではどんな活躍を見せるのか?


↑2位を獲得したサノのZ。ライトパーツは取り外してある。しかしその中には今話題の「魔法の足回り」新型サスペンションが・・・。さすがはK−POINTレーシング。シュウの知略が施されている。そしてこのレーシングディバイスを使いこなす新人とはいったい?エキシビジョンに参戦するトップドライバー達もサノのドライビングには驚きの様子であった。

MISコメント

第6回チャレンジCUPに参戦されたドライバーの方々、お疲れ様でした。ノーマルモーターならではのバトルはまた一味違ったラインの奪い合い要素の強いものとなり、見ている者を熱くさせる何かが確かにあったと思います。またエキシビジョンマッチに関してはシリーズ4の前哨戦的なレースで現状の各チームの開発段階をお互いに把握したレースとなりひとつの目安となったのではないでしょうか?終わって楽しかったと思えるレースイベントをこれからも提供させて頂きたいと考えておりますので、レースに関するアイデアなどございましたら、宜しくお願い致します。ありがとうございました。(キモト)