MISシリーズ4に向けてチーム体制が続々と・・・

MISシリーズ4のチームエントリーシステムに対してのドライバー市場において各チームの動きもおおかた落ち着き始めるという稀なスピードでの2009年末となっている。1チームにエントリーできるドライバーは4名となっている。

現状での各チームのドライバーラインナップを整理する。

RACING TEAM WEST MINI-Z LINK 現在3名

通称RT WML。WEST MINI−Z LINKサーキットの看板チームである。代表はもちろん店長を務めるハタヤマ。そしてエースには闘将タナ。そしてドヒという3名が決定している。来シリーズでのタナの初勝利は可能性としてかなり高いと思われる。また4人目のドライバーとしてポイントを獲得できるドライバーが必要だ。

TECHNICALWORKS RACING TEAM 現在3名

ご存じヤダ研究所のエントラントがこのチーム。所長のヤダはもちろんシリーズでの優勝経験を持つ。そして現在絶好調のヒグチはグランプリのシリーズチャンピオンである。またクハラのスピードはまさに次世代最速男にふさわしいものと言える。3名が揃って上位に入賞することも十分あり得る。技術的な面では他チームを凌ぐ開発スピードを誇り、大型研究施設とリンクしたサーキットでのテストをはじめ準備にも余念がない。同チームは2010年早々とテストを開始する予定だ。

M&G 4名獲得完了

エリート達が揃って入塾を希望する「的場塾」。エントラント名はM&G。今まさに塾長のマトバの手を離れ塾生達が自らの手で立ち上がろうとしている。塾生達にとって真の実力を試される時が来た。マトバは敢えて塾生達の敵チームとなりわが子達の成長ぶりを見届けるようだ。チーム員には主席のホソミ、理論はのアオキ、更にシリーズ3から入塾している天才カツヤ。そしてビッグサプライズ!!RT WMLから孤高の天才ホンダが今期入塾試験をトップで合格し加入する事になったのだ!これでM&Gは4名が揃い臨戦態勢は整った。これから約1月の間、シリーズ4に向けての冬期講習が実施される予定だ。

K-POINT RACING  現在3名

世界を征し、また2009年MIS FINALを征した正真正銘のトップアスリートのシュウが設立したチーム。シュウの安定したレース戦略が大量得点を稼ぎだす事は容易に想像できる。さらにこれまで無所属で参戦を続けていたハセガワが加入。ハセガワも勝利を狙える速さを持っている。またテクニカルワークスからフジハシが移籍。フジハシもまた速さと安定感を持つ優秀なドライバーだ。シュウの理論をシェアする事で上位独占を狙う!

KRC 4名獲得完了

「いつかはKRC」その言葉は業界での合言葉。レース参戦を考えるなら誰もが夢見るチームがKRCだ。大阪を拠点とするこのKRCグループのレース参戦チーム名はグループ名と同じKRCとなる。グループの大代表のカタヤマはドライバーを育てる事で有名だ。チーム員にはエースのヤマウチをはじめ、KRCユースからの生え抜きでもある稲妻EGGことエバラ。エバラはその通り実力をどんどん上げ見事2009MIS FINALへの出場を果たした。そして4人目にはなんと的場塾塾長のマトバが加入。KRCのチーム体制+京都最速伝説の最強アンサンブルによってタイトルを狙う。
新規加入のマトバのコメント
KRCでレースに参戦するという事は特別な意味を持っている。他のチームも強豪チームはいくつかあるが、KRCと言うのは誰にとっても特別な存在。KRCドライバーに選ばれた事を誇りに思う

E-PROJECT 現在3名

ついに皇帝キモトが自ら動き出す。「世直し」と語るキモトは自身のチームでシリーズ4へ乗り込む。エントラント名は「E−PROJECT」。エンペラーの頭文字をチーム名に取り入れ、まさに皇帝のプロジェクトという事を意味する。皇帝キモトはドライバーラインナップにもぬかりはない。エースにはシリーズ3で3勝をあげた「人間アクティブサスペンション」のオグラを獲得。そしてセカンドドライバーにはMIS JAPANから実力をつけてきているフジカワを獲得。そして現在、ここでは明かせないが4人目のドライバーと交渉中だ。「やらねばならんのは今なんだよ」と意気込みを見せる皇帝の本気に期待する。またドライバー勢からも間違いなくトップを争うチームと言える。

O2 TAKEOFF RACING 4名獲得完了

人気チームO2 RACINGには先日の公表通りSイシとシュンパパのトップスピードで他を圧倒する2人が加入する事になった。Sイシはシリーズ4では更に巨大化したピットシステム、通称「ア・バオア・クー」を持ち込む予定だ。Sイシ、シュンパパの加入によりエントラント名は「O2 TAKEOFF RACING」と改名する。エースにはもちろんファン投票でもぶっちぎりの1位であるキシイ。そして僚友イツウの人気デュオ。これにSイシ、シュンパパのパワーデュオが加わり最強のカルテットの結成となった。シリーズ4でもコース幅をめいっぱい使ったイツウのアグレッシブな走りも健在する。またキシイは早めからのテストを開始している。NSXはテストではかなりのアップデートが施されていた。更にタイムも8秒中盤で安定するという確かな手ごたえ。キシイ曰く「かなり攻め込めるマシンに仕上がっている。」ウォールすれすれの大胆な走りはファンにはたまらない。「壁際貴族」と言われるゆえんはそこにある。また来期はファンに向けた様々なイベントも多数企画しているようだ。

初音レーシング 現在2名

ドライバー獲得に若干の遅れをとっているのが初音レーシング。とはいったものの、時期的には十分余裕があるのも事実。元エースのシュンパパはO2へ1シーズンのレンタル契約で移籍している為、オオタニがエースを務める事になる。またヤマモトの存在も忘れてはならない。ヤマモトはコースの習熟度の面でシリーズでは遅れをとったが、シリーズ4では開幕間際でのレイアウト変更となる為、どのドライバーにとってもイコールコンディションである。真の実力を発揮するのはここからであろう。また初音レーシングの拠点、尼崎にはまだまだ知られざる優秀なドライバーも存在する為、蓋をあけるまでは未知数のチームである。

RACINGTEAM MIS

シリーズ4ではMISは1チームの参戦となる。司令塔にはご存じミスターMISことムラカミ。そしてMR−03の開発も徐々に実を結び始めている「ファイター」オノエ。間違いなく激戦となるシリーズ4ではオノエのバトル勘が冴えわたるはずだ。更にはコーナーリングスピードでは他のマシンを圧倒的に凌駕するドライバー、優勝請負人タカハシがMISに残る事に。チーム員の3名が総てシリーズでの優勝経験を持つ高偏差値のチームだ。欧州ゆずりのタカハシの走りの理論に裏打ちされた真のマシンセットアップはチームでシェアされる。タイトル争いをするチーム候補の一角を担うと予想されている。ムラカミ・オノエはもちろんバイリンガルである為、チーム内でのやり取りもスムーズであることも付け加えておく。
WINNER TAKES IT ALL!」司令塔ムラカミの来シリーズのテーマだ。