強豪ひしめくMISシリーズ!ついにシリーズ3が開幕!/MISシリーズ3開幕戦レースレポート(予選編)

数々の進化を遂げてMISシリーズ3が開幕。ICタグによる計測・チームエントリーなどなど・・・しかし進化するのは運営だけではない。各マシン、各ドライバーも格段に進歩している。もはや精鋭達の争いと言ったこのシリーズ。開幕戦が熱い!!

AUTOBACKS MISシリーズ3開幕戦 エントリーは32台

スーパーラップ

トップバッターはオノエからとなったセクション。タイムは9S11、まずまずのタイムか?そして皇帝キモトのアタック。9S23、今日は9秒前半での争いか?そして中京からのエントリー、LightHousesのナガサカが9S07というタイムをたたき出す。しかしミズノ兄が8S97でさらにタイム更新。8秒台に入れてくる。その後1グループ目、2グループ目では更新ならず。そして3グループ目、ここはシングルゼッケンのマシン達だ。ホソミは9S34と振るわず。しかしシュンパパがなんと8S63という驚異的なタイムをたたき出し暫定トップに躍り出る。ホンダは8S72とまたこれも速い。ムラカミは8S90。そしてオグラは8S93と8秒台が続く。続くタナはMR−03でのアタック8S99。新型シャーシでタイムをまとめる。タカハシは8S89。Sイシは8S70とタイムはここまで。シュンパパがトップタイムを最後まで守り切った。
1位 シュンパパ 8S63
2位 Sイシ   8S70
3位 ホンダ   8S72
4位 タカハシ  8S89
5位 ムラカミ  8S90
6位 ヒグチ   8S93
7位 オグラ   8S93
8位 ミズノ兄  8S97
9位 ヤダ    8S97
10位 シュウ   8S98
以上がスーパーラップのトップ10となる。

予選ヒート

8ラップの予選ヒートは2ヒート行われる。スタート形式はローリングスタートとなる。
(Aグループ)
PP初音レーシングのエースのシュンパパ、高出力を生かしてPPから逃げ切りか?2番手ミスターMISムラカミ、3番手からはテクニカルワークスのヤダ。ヤダも相変わらずパワー十分。4番手からはLHのナガサカ。混乱の中では抜群のマシンコントロールを見せている。5番手初音レーシングの新ドライバーのヤマモト。6番手は中京英雄列伝LHのスズキ。7番手KRCエースのヤマウチ。8番手はSC430ドヒとなる。
予選第1ヒートがスタート!シュンパパ・ムラカミ・ヤダが無難に抜け出しトップ集団を形成し後続を引き離していく。後続はやや混戦状態。しかしその中をLHのスズキが抜け出しトップ集団を追う。スズキは後半でヤダに追いつくがここでチェッカー。1位にシュンパパ、2位ムラカミ、3位ヤダ、4位スズキ、5位ナガサカ、6位ヤマウチ、7位ヤマモト、8位ドヒとなる。
そして第2ヒート。オープニングラップの7コーナーでシュンパパが転倒!トップにムラカミ、2位にナガサカ、3位にはリカバリーしたシュンパパがつける。後続はヤダ、スズキと続く。中盤シュンパパがナガサカを4コーナーでインからパス!しかしこのオーバーテイクはヒート後のレースコントロール対称となるが・・・。後半ヤダがミスした隙をついたスズキが順位を上げる。ナガサカはクラッシュの為後退。ムラカミがこのヒート逃げ切りトップでチェッカー。2位にシュンパパ、3位にスズキ、4位にヤダ、5位ヤマモト、6位ヤマウチ、7位ドヒ、8泣ナガサカとなった。

↑第1ヒート1位、第2ヒート2位。最高速を誇る初音GTRのシュンパパ。決勝ヒートでも好調をキープしたい。

↑第2ヒートはムラカミが征する。ミスターMIS司令塔。無難に予選をまとめた。シリーズを知り尽くした男のレース戦略とは?

↑後方からのスタートとなったスズキは安定した走りでポジションを大きく上げている。なぜかスズキだけはLHカラーではないマシンで参戦している。

(Bグループ)
PPからはシリーズ最強のマシンを駆るMIS EUROのSイシ。2番手本日絶好調のテクニカルワークスのヒグチ。3番手実力者シュウは350Zで参戦。4番手MIS JAPANのファイターオノエ。5番手M&G加入のフェラーリのカツヤ。6番手もM&G、京都最速伝説マトバ。7番手LHミズノ弟、8番手テクニカルワークスに電撃移籍したクハラ。
第1ヒートがスタートする!PPから発進したSイシがスタートを決めるが最終コーナーでなんと転倒!3番手スタートのシュウがトップでオープニングラップを征した。2位Sイシもリカバリー。3番手にはカツヤがつける。ヒグチ、マトバ、ミズノ弟はミスにより後続に埋もれやや苦しい展開。トップのシュウに2位Sイシが徐々に追いつき終盤では完全にテールTOノーズの状態。トップスピードにマージンのあるSイシはどこで仕掛けるのか?しかしその矢先Sイシは高速Sでこのヒート2度目の転倒。そしてシュウがトップでフィニッシュ。2位Sイシ、3位カツヤ、4位オノエ、5位クハラ、6位ミズノ弟、7位マトバ、8位にヒグチとなる。
続いて第2ヒート。スタートでカツヤがクラッシュ!その他のマシンは無事に1コーナーをクリアしていく。序盤ではトップSイシ、2位ヒグチ、3位にシュウと一連の集団となるがSイシが徐々にヒグチを引き離す。ヒグチはペースが若干上がらない。そしてシュウがそんなヒグチを3コーナーでオーバーテイク!ヒグチはシュウに再び挑むがシュウのペースが若干上回っていたか?ヒグチは厳しい展開。そしてSイシがトップでチェッカー。2位シュウ、3位ヒグチ、4位オノエ、5位クハラ、6位ミズノ弟、7位カツヤ、8位にマトバとなる。

↑抜群のパフォーマンスを見せるシュウ。350Zはやや小ぶりのマシンだがシュウのドライブによって安定させている。

↑第2ヒートを征したのはSイシ。GT推進委員会などとはもはや言っていられない状況か?ジェットエンジン推進委員会と化している。

↑第1ヒートでは8位となったが、第2ヒートで3位を獲得したヒグチ。今日のスピードはここで苦戦するわけにはいかないはずだ。

(Cグループ)
RT WMLが猛烈なラブコールを送り念願の末、獲得したドライバー走る芸術ホンダがPPからスタートする。そして2番手人間アクティブサス搭載のRT MIS EUROのオグラがトップを狙う。3番手からはMR−03を投入してきたRT WML闘将タナ。初優勝を狙っている。4番手KRC稲妻エッグことエバラ。エバラの調子も良い。5番手初音レーシングのオオタニ。6番手RT O2のイツウはKEIHINN NSX。7番手京都の業師イシムラGTR。8番手からはスーパーラップでトラブル発生、RT WMLイソダ。
第1ヒートのスタート!タナが審議対象となるスタート。ホンダはミスで後退、中団グループへ。タナがトップに踊りでる。序盤からオグラがタナを捉えドッグファイトを展開。トップ争いは完全にこの2台に絞られた。そして中盤、万全のシナリオでオグラがタナを3コーナーでオーバーテイク!!タナはMR−03の性能をいかしてオグラに何とか食らいつきたい。さらにその後方では最後尾スタートのイソダが3番手まで上がってきている。そしてエバラも4番手をうまくキープしている模様。そしてチェッカーを受けたのはトップのオグラ、2位にタナ、3位イソダ、4位エバラ、5位PPスタートのホンダ、6位オオタニ、7位イシムラ、8位イツウとなる。
第2ヒートではスタートでイシムラが転倒。トップ集団はホンダ・オグラ・タナの3台。トップのホンダが3コーナーでオーバーラン、2位のオグラは6コーナーでクラッシュと相次いで脱落する中、3番手につけていたタナがトップに立つ。タナはその後も安定した走りでトップでフィニッシュ。2位にはトップ集団のミスを逃さなかった稲妻エッグエバラ。3位にホンダ、4位オグラ、5位イソダ、6位オオタニ、7位イシムラ、8位イツウの順にフィニッシュ。

↑人間アクティブサスペンションはマシンを選ばない。今シリーズからマシンをNSXにチェンジしたオグラ。第1ヒートを征する。

↑「MR−03の実力を見たか!」とタナはアピール。高々とこぶしを突き上げる。しかしレースはまだ予選。タイヤへの負担はまだ未知数だ。

↑稲妻EGGエバラは確実に実力をつけてきている。シーズンオフ中の走りこみが身を結んだ瞬間だ。KRC好調だ!

↑PPスタートのホンダは今一歩ふるわず。RAYBRIG NSXの熟成はどこまで進んでいるのかが問題だ。

(Dグループ)
PPスタートはRT MIS EUROの優勝請負人タカハシが今日も勝利を目指す!2番手からは前回参戦時も好調だったミズノ兄。今回はENZOで参戦。3番手言わずと知れた人気ドライバーのキシイはRAYBRIG NSX。4番手からはEPSON NSX2005で参戦。原点回帰RT MIS JAPAN皇帝キモト。5番手最速男M&Gホソミ。6番手はRT MIS JAPANに加入したフジカワ。7番手はLHハヤシ。8番手MIS EUROのリザーブドライバーの都会派ユアサ。
最終グループの第1ヒートがスタート!序盤から荒れた展開で順位が混乱するも、その中から抜け出したのはO2のキシイだ!このところ安定感を発揮し速さに磨きがかかっている!キシイは後続を引き離し一気にフィニッシュまで駆け抜ける。2位にはLHのハヤシが7番手からジャンプアップし単独走行。そして3番手タカハシをキモトが交わしポジションアップ。5番手ホソミ以下はいまだ混戦模様でペースが上がらない。そしてキシイがトップでフィニッシュ。2位にハヤシ、3位には終盤4コーナーでキモトを再びオーバーテイクしたタカハシ。4位キモト。5位ホソミ。6位ユアサ、7位フジカワ、8位にミズノ兄となる。
そして第2ヒートがスタート!今度はPPタカハシが一気にスタートから後続を引き離す展開。2番手のキシイがタカハシを追う。ミズノ兄は序盤で接触により大きく後退。ホソミはクラッシュし走行が苦しい状態だ。中団グループではフジカワが抜け出し3位に浮上、4位にハヤシがつける。そして後半キシイがタカハシを追いあげ徐々に差を詰めていくが、ここでチェッカー。タカハシがきっちりとトップをキープ。2位にキシイ、3位フジカワ。4位にはLHのハヤシ。5位にキモト、6位ユアサ、7位ミズノ兄、8位ホソミとなる。

↑速さに安定感が加わった新生RAYBRIGキシイ。つめかけたファンの前で見事トップチェッカー!

↑優勝請負人のタカハシは第2ヒートでトップフィニッシュ。サーキット入りが遅れたタカハシは予選ヒートで慣らし走行を決行しながらのドライブとなった。

↑LHのハヤシは第1ヒートでは7番手スタートから2位までポジションを上げた。第2ヒートでも4位と予選ポイントはまずまずだ。

↑MIS JAPANのフジカワはROCKST☆R NSXで参戦。第2ヒートでは3位でフィニッシュ!

【MISコメント】

本日開幕戦にご参加頂きました各ドライバーの皆様ありがとうございました。そしてお疲れ様です。シリーズ3が無事開幕出来ました事をMIS一同御礼申し上げます。参加者全員が実力者という具合になってきましたこのシリーズ。今回のシリーズのテーマは「クリーンなバトル練習」です。そのテーマの通り、いたるところで白熱したバトルが見られた予選ヒート。そして決勝ヒートのレースレポートはこの後すぐ!新型シャーシMR−03を投入しているオノエ選手、タナ選手はいかに?乞うご期待下さい。