MIS走行会様相 / WEST MINI-Z LINK

8月13日(木)WEST MINI-Z LINKにて走行会が行われました。MISの他にももちろん地元KYOTOのドライバーの方々もプラクティスを精力的にこなしていました。また、KRC(カタヤマレーシング)のエースドライバーのヤマウチ氏やエバラ氏も走行されており、8月15日に開催されるMISシリーズの第3戦を想定したテストをこなしていました。

↑エースドライバーの地位を確たるものにしたヤマウチ氏

エバラ氏も予定通りのテストプログラムを消化した。

【KRC】

テストではかなりのスピードを見せていたKRCの2名。レースに向けてのマシンのセットアップの方向性もばっちり決まり、良いバランスを見いだせた様子です。KRC代表のカタヤマ氏も期待がが高まることと思います。
またKRC代表カタヤマ氏の構想ではチームを3チーム構成での運営を考えているとの事。また、優秀なドライバーにはレース時のタイヤをはじめとする消耗品のサポート体制もありと言うことで、チーム内でもエースの座を巡る凌ぎあいが予想されます。間違いなくビッグチームでありトップチームへと駆け上がる要素が整えられたチームであることは疑いようがない。

【ヤダ研究所】

テストに参加したのは先週チーム入りを発表したSイシ。主にSC430のセットアップを担当している。Sイシもまた予定通りのプログラムを無事終了した様子。テスト結果はすぐさまテクニカルセンターへ持ち帰られ、ヤダとヒグチにフィードバックされる。またSイシは出力の担当も兼任している。Sイシはバッテリーに関しては右にでる者はいない。大量のデータを蓄積、解析を行っているスペシャリストとしても有名である。それもそのはず彼のバッテリー解析は国内でも有数の巨大ファクトリーで最新の設備の元で行われている。ヤダ研究所のSC430の熟成されたノウハウとSイシの動力系のノウハウがまさに夢の共演を果たす。結論からいうと現在のヤダ研究所がトップチームと言える。

↑Sイシがテストを担当した。シャーシ、パワーソース、ドライビングと全ての要素が最高レベル。数少ない伝統のあるチームの一つだ。

【RT MIS】

MISのトップドライバー、ムラカミ、オノエ、キモトで結成されたチームでどちらかというと新興勢力的なチーム。今回ムラカミ、キモトが参加。テストでは主にキモトが第3戦に向けてのセットアップ担当、そしてムラカミがシリーズ3に向けてのニューマシンのセットアップを担当した。GTマシンでは現在NSXでの参加が多数を占めるがSC430の戦闘力の高さが際だつ今日。RT MISも例外ではなくシリーズ3ではSC430での参戦が予想される。ムラカミが今回のテストでドライビングしたのはSC430のテストカー。ますます現実的なものとなってきている。

↑HONDAの皇帝と言われるキモトでさえもSC430の戦闘力の高さを認めている。