WML&MISチャレンジレース併催イベント / エキシビジョンレース結果

WML&MISチャレンジレースは参加資格というものがありますので、参加資格に当てはまらないドライバーの皆様にも出場してもらいたいと考えまして、今大会から別クラスという形式でエキシビジョンレースを併催することになりました。もちろんレース形式はチャレンジレースに準じます。(以下レポート敬称略)

【エキシビジョンマッチ 予選ヒート10LAP】

エキシビジョンマッチに参加したドライバーは以下の通り。
PP イツウ / ミニクーパー
2nd カタヤマ / アウディ
3rd ヤダ / マクラーレン
4th ヒグチ / SC430
5th アワビ / ARTA NSX
6th キモト / ペトロナスTOMS SC430

PPイツウはMISシリーズでAメイン出場ドライバー、2ndカタヤマは同大会の初代覇者、3rdヤダはご存知MIS最終戦のウィナー、4thヒグチはMIS上位入賞経験者、5thアワビはMISのBメイン出場経験有り、最後尾のキモトはMISの上位入賞者・・・。いずれもそれなりの経験値を積んだドライバーが集まったこのヒート。エキシビジョンとは言え恥ずかしいレースは望まない、ここはチャレンジレース参加者の前でお手本の様なレース展開が期待されるところだ。
そして予選ヒートがシグナルオンと共にスタート!!スタートでトップに立ったのは2ndから発進したカタヤマだ。それにヒグチ、キモト、アワビが続く。序盤からイツウはマシンの戦闘能力の低さにどんどん集団から置いていかれ、どうにもならない状態。いかにイツウといえどもこの面子を相手にミニクーパーではレースにならいようだ。スタートで弱冠出遅れたマクラーレンのヤダであったが、持ち前のスピードですぐさま集団をとらえる。レース中盤までトップ4台の争いが続いたがキモトのクラッシュで均衡が破られた。ここでレースが動きだした。トップのカタヤマをSC430ヒグチがオーバーテイク。更にARTAアワビもそれに続きカタヤマをパスし2位へ浮上。10LAPの予選ヒートをヒグチが征し決勝PPを獲得、2位ARTAアワビ、3位アウディのカタヤマ、4位マクラーレンのヤダ、5位イツウ、6位にTOMSキモトとなる。

↑4番手からトップチェッカー。さすがはヒグチだ。

↑ヤダはマクラーレンで参戦。リラックスした雰囲気で望んでいるようだ。

↑HONDAの皇帝キモトはペトロナスTOMSからのエントリーだ。

【エキシビジョンマッチ 決勝ヒート15LAP】

PP ヒグチ
2nd アワビ
3rd カタヤマ
4th ヤダ
5th イツウ
6th キモト

決勝ヒートが始まる直前の出来事。5番手スタートのイツウがなんとマシンチェンジ。やはりミニクーパーでは戦えないと、ARTA NSX2008を急遽投入してきたのだ。ファイナルヒートがスタートし、トップにでたのはARTAアワビ、2位にカタヤマ、そしてヒグチ、ヤダとつづく。PPのヒグチはスタートでアワビとカタヤマに先行を許してしまうが、ペースを上げて追い上げていく。しかし中盤、そんなヒグチがミスを犯す。ここでヤダがヒグチをパスし3位にあがる。ヤダは更にカタヤマをもかわし2位へ浮上。そしてレース終盤トップアワビがヤダのプレッシャーの前に乱れたすきにヤダがトップへ。せっかくトップに立てたヤダであったがミスでまたしても後退。そして大詰めに入ったところで、近年まれに見る大混戦!トップのアワビをカタヤマがオーバーテイクし、トップに抜け出した。2位アワビにヤダが急接近でバトルを展開。これにヒグチも加わり3台での2位争いの状態。ヤダとヒグチが接触し弱冠後退。アワビが抜け出し、トップのカタヤマを追う。ファイナルラップに突入しても尚、トップ争いが続く。そしてアワビがカタヤマにヒット。姿勢を乱したカタヤマはここで後退してしまう。トップチェッカーを受けたのはARTA NSXのアワビだ。2位にはなんとTOMSのキモトが入賞。大詰めの大混戦の中、冷静に前方のクラッシュをかいくぐり気づけば2位に上がっていたのだ。そして3位にはカタヤマ、4位マクラーレンのヤダ、5位SC430ヒグチ、6位にARTAイツウとなった。アワビは嬉しい初優勝。今回はコンペティティブであった事が勝因だ。

↑勝者アワビ。MISシリーズ2ではARTAの伏兵となるか?ペースが発揮出来れば十分に可能性はある。

↑決勝ヒートではNSXを投入したイツウであったが・・・

↑3番手スタートのアウディのカタヤマ。スタートでは既にトップを狙っていた。

↑トップ3。手前からARTAアワビ、TOMSキモト、アウディカタヤマ。

【レース最終順位】
1位 アワビ ARTA NSX
2位 キモト ペトロナスTOMS SC430
3泣 カタヤマ アウディ
4位 ヤダ マクラーレン
5位 ヒグチ SC430
6位 イツウ ARTA NSX

【MISコメント】

エキシビジョンマッチに出場された方々お疲れ様でした。このクラスは今後もチャレンジレースと併催で行っていく予定です。どちらかと言えばこのクラスに関しては順位よりも、美しいバトルを目指すヒートにしていきたいと考えています。次戦もこうご期待ください!

These thing that are pleasing you can hurt you somehow.