TOYOTA鬼神の如く / MISシリーズ1最終戦レース結果その1(予選編)

皆様お疲れ様です。とうとうMISシリーズ1も最終戦を向かえ大詰めといった感のレースがWMLカーペットコースで開催されました。(以下レポート敬称略)
毎戦、白熱したバトルを展開するシリーズ1の最終戦。今回も30台を越えるマシンがエントリー。勝利の行方は?そしてタイトル争いの結末は?

【スーパーラップ】

いつもの通り、WML店長のハタヤマからコースイン。マシンは前戦で苦渋を飲んだコルベット。転倒の不安があるのか?明らかにおとなしい走り。タイムは9s35、以外に好タイムを記録。カヅキ、シオンと小学生ドライバーが続き、イシムラがアタック。マシンは名車EPSON NSX95!しかしタイムは10s34とのびない。ここでSC430のドイがアタック。9s72とまずまずのタイムだが、ハタヤマには及ばず。今日の路面コンディションではハタヤマの9s35が限界近いタイムなのか?と脳裏をよぎった瞬間になんと9s05とタイムを大きく更新!ハセガワがきた。マシンはフェアレディZ。駆動系はもはや説明の必要もないが、ハセガワといえばAWDだ。GTタイプではなくノーマルのZを今回はチョイスしている。安定間よりも軽量化で速さを重視したようだ。初参戦のエバラ、ヤマウチと9秒中盤を記録し、お待ちかね最速男キモトが登場。パワーで分のあるエプソンNSXでのアタック!しかし振るわず9s76というタイム。続いてスーパーラップマイスターのオグラがコースイン。タイム加算の常連ということもあり、知られていないが現在のレコードホルダーはこのオグラなのだ。冷えたタイヤでのアタックの理論を結論付けた走り。8s85をたたき出す!スーパーラップ序盤にしてこのタイム。もはや後続のアタッカーに更新するものはいない。ARTAアワビが健闘し9s26が時点となる。そして終盤のタイム加算ドライバー達のなかにもタイムを更新するものはいなかった。31台のマシンがアタックを終了し、唯一8秒台に叩き込んだクラリオンGTRのオグラがトップとなった。

↑人間アクティブサスペンション。クラリオンGTRオグラ。スーパーラップでの速さが光る。

メルセデスも参戦する最終戦

【予選ヒート 各グループ8周×2ヒート】

Aグループ・・・PPはスーパーラップで最速タイムを刻んだクラリオンGTRのオグラ、2ndは初参戦のNSXヤマウチ。続いてZのカタヤマ、4th今回はコルベットで参戦、Sイシ。5thはSC430カヅキ。そして最後尾はイクタ、こちらも初参戦。マシンはメルセデスCLK。ローリングスタートからオグラがホールショット!2位にはカタヤマが上がる。後方ではスタートをミスしたSイシがバトルを展開するも接触により苦戦を強いられ1ラップ差をつけられる展開。終盤オグラがミス。カタヤマが堂々のトップに立つ!2位にオグラ、3位にカヅキ、4位にはSイシ、5位ヤマウチ、6位にイクタとなる。そして第2ヒート。今度もオグラがトップをキープ、カタヤマが2位を死守。Sイシが3位に上がりカタヤマとバトルを展開、しかしここはカタヤマがバトルを征し2位でフィニッシュ。オグラは危なげなくトップでフィニッシュ。3位Sイシ、4位にヤマウチ、5位カヅキ、6位にイクタの順でチェッカー。

Bグループ・・・ハセガワがポール。2ndからはヒグチ、3rdはナカムラ、4thムラカミ、5thはタサカがスタートをきる。1ヒートはハセガワがスタートを決め、2位に上がったムラカミが追う展開。しかしハセガワが振り切りトップチェッカー。第2ヒート、またしてもハセガワがスタートを決める。AWDの長所でもあるスタートで確実にパフォーマンスを見せる。ムラカミ、ヒグチが2番手争いテールTOノーズ。しかしヒグチが4コーナーでミス。その間にビートルのタサカが3位に上がる。ヒグチは4位、ナカムラが5位でチェッカー。2ヒートとも完璧に決めたハセガワ。決勝のPPがここで決まった。

Cグループ・・・PPは大健闘、ARTAアワビ、2ndは京都最速伝説マトバ、3rdは童夢NSXタカハシ、4thはFXXのイソダ、5thフェラーリのクサカベ。アワビがスタートを決めトップをキープ、2位にタカハシが上がる。タカハシはイソダの追撃を振り切り、トップのアワビの隙を覗う。ファイナルラップにアワビが我慢しきれずにミスを発生。計算どおりタカハシはトップに立つ。イソダもこれに乗じて2位にあがる。アワビは3位、4位にはマトバ、5位にクサカベ。そして第2ヒート。序盤でトップに立ったタカハシが後続を引き離す。2番手争いはアワビ、マトバ、イソダ。第2ヒートもファイナルラップにアクシデントが待っていた。タカハシがボディ脱落のアクシデント。なんとリタイアとなる。変わってトップでチェッカーをうけたのはアワビ。2位にマトバ、3位にイソダ、4位にクサカベとなる。

Dグループ・・・PPは転倒改め店長ハタヤマのコルベット、2ndからはMISシリーズに初参戦のSC430エバラ。そして3rdもSC430ドイ。4thからはエプソンのイシムラ、最後尾からはフジカワがスタート。イシムラがドイをかわして3番手に、そしてエバラを追走し2位を狙う。しかしここはエバラが気迫で逃げ切り2位でフィニッシュ。3位のイシムラ、第2ヒートにかける。4位にはひとつポジションをおとしたドイ。フジカワは速さを見せるがなかなかどうして結果に結びつかず最後尾となる。注目の第2ヒートのスタートがきられたが、第1ヒートと同じ展開。結局2ヒートともハタヤマが危なげなく1位を独占。エバラが2位、3位にイシムラ、4位にドイ、5位にフジカワ。

Eグループ・・・今回はSC430で参戦のホンダ。堂々のPP。2ndからはヤダ。ヤダも今回SC430を持ち込んだ。3rdエプソンのキモト、4thはSC430のヤマシタ、5thからはカルソニックGTRのシオン。3台のSC430とNSX、GTRと国産GTバトルの様相となった組み合わせ。そしてローリングがスタート。第1ヒートはホンダがPPから逃げる展開。ヤダも追いかけるが徐々にホンダに遅れをとる。3位にはキモトがつける。最後尾スタートのシオンはヤマシタをパスし4番手。ホンダが危なげなくトップでチェッカー。2位ヤダ、3位キモト、4位シオン、5位ヤマシタ。そして第2ヒート、ホンダがトップで逃げ、ヤダがまたしても追いかけるデットヒート。ラップマーカーが絡みホンダ、ヤダ共にミスを発生させるが順位は変わらず。しかしファイナルラップにホンダがミス。ヤダがトップとなる。2位ホンダ、3位キモト、4位ヤマシタ、5位シオンとなる。ホンダvsヤダの共にSC430同士のデットヒートとなったEグループだった。

Fグループ・・・最終組はARTAオノエがPP。フォードのキシイが2nd。ARTAイツウは3rdから。4thはカルソニックGTRシミズ、最後尾は同じくカルソニックGTRのタナ。大混戦となった第1ヒートのスタート。トップに立ったのはイツウ、そして2位にはGTRタナがジャンプアップ。タナがイツウを追撃するもイツウも気迫のコーナーリングで徐々に差を広げていく。3位にはオノエがつける。シミズが4位、5位にクラッシュで後退したキシイ。第2ヒートは序盤からオノエとイツウがトップ争いを展開する。ヒート中盤でイツウが最終コーナーでミスを発生。これによりタナ、キシイにポジションを奪われ4位に後退。オノエがトップをまもりきり、2位にタナ、3位キシイ、4位イツウ、5位にシミズとなった。

↑決勝Aメインのポールを獲得し、優勝へ最も近い位置に!!今回はいける!ハセガワのZ・・・

決勝レポートへと続く・・・・