驚愕のタイムっ!恐るべし最速王Sイシっ!!<MIS合同テストレポート>

 MISプレレースを1週間後に控え6/11(Sat)、MIS有力ドライバー達がWMLにて続々とテスト走行を実施した。シーズンイン直前のこの期間のデータはシリーズ戦をより有利に運ぶために必要不可欠となる。


 先週からのプログラムを引き続きこなす、モリグチ、ヒグチ、ホソミらはコースイン後、数周で8秒0のタイムを刻み安定。トップドライバーのレベルを見せつける。

 今回の注目ドライバーは先週のテスト走行をキャンセルしたSイシ。Sイシはファクトリーでのマシン熟成を優先しNEWレイアウトの攻略は今回が初。前回レイアウトでコースレコード保持者であったSイシのドライブにはいやおう無しに注目が集まる。マシンはマットブラックの上にシンプルなチームロゴのみがプリントされたNISSAN/GT-Rテストカー。
 開始早々7秒台に入れる好タイムを記録。テストデー当日1番時計をたたき出した証であるブザーがサーキットに鳴り響く。午前中に非公式ながらコースレコードである7秒6台をマークし最速王の威厳を誇示する。
 
 一方でSイシと同じく今週からテストに参加のシュウはシーズン8用のマシン開発が間に合わず、昨シリーズで電気系統に不安を抱えていたフェアレディZGTでテストに臨んだ。午前中はやはりパワーソース系のトラブルに見舞われ、テストデー序盤大きく出遅れた。

 午後からはサーキット路面のコンディションが大きく変化しMISの有力ドライバー達を苦しめる。全体的にラップタイムも伸び悩み最終的にSイシが他ドライバーよりもコンマ2秒程度ベストラップでアドバンテージを保ちシーズンに突入しそうな状況だ。
 TOYOTASC430を駆るフジハシも8秒フラットまでタイムを詰めることに成功したようだがスケジュール調整に不安を抱え今シーズンの参戦には黄信号が点灯している。
 WMLエースドライバー闘将タナはGT500のマシンの熟成に余念がないようだ。

 6.18シリーズ8プレレース開催。テストレースと言えども全ドライバーの意地と意地のぶつかり合いになることは必至っ!!プレシリーズの鯉口を切る音が聞こえるっ!!