WMLニューレイアウト/MIS合同テストレポート

 2011年6月よりMISシリーズの主戦サーキットである京都WEST MINI-Z LINKは全面的なコース改修が行われ、安全性の向上とよりバトル性を重視したスリリングなレイアウトへと変更された。
 6月4日、MISの有力ドライバー達はWML新レイアウトを攻略するべくテスト走行を精力的に消化。
 非公式ながら暫定コースレコードを樹立したのは旧YAO勢力3強と言われたモリグチ、タイムは7秒8台をマーク。MISシリーズ上位ランカーヒグチは7秒9台を記録しテストデー初日のデータとした。
 また次シリーズよりメインカテゴリーとなるGT500レギュレーション車両でのベストタイムはチームWMLエースドライバー闘将タナが8秒09をマークした。

■WMLニューレイアウトレポート


限界速度に挑戦。走行中の最高速に到達するホームストレート。



全てのコーナーの中で最大Rを持ちフルスロットルのまま右へ進入する1stターン。



2ndターンは右への複合コーナーで出口は更に深く回り込む。3rdターンへのつなぎ方がポイントとなる。



コース西側(ホームストレート側)より望む4thコーナー。脱出後、間髪を入れずに高速の左コーナーTURN5が迫る。



第6、第7コーナーは左右の連続ヘアピン。最も車速が落ちラインの自由度も高い。充分なコース幅もあるので1番のパッシングポイントとなるであろう。



全開でゴールラインへ向かって立ち上がっていくTURN8と最終コーナー。最後の最後まで予断を許さないバトルが繰り広げられる。