MISシリーズ第3戦 結果
2時間40分の戦いの末に・・・
参加エントラント
テクニカルワークス Sイシ・ヒグチ
M&G ホソミ・カツヤ・サカモト
KRCwithO2 ムラカミ・オオタニ・オグラ
WML ハタヤマ・ドヒ・イソダ
クレージーキャッツ シュウ・タナ
レース当日は朝から、各エントラント共にマシンセッティング及び戦略に余念がない。
Cカーのセットに苦しむM&G。バッテリー選択でタイム計算するKRCとクレージーキャッツ。
定刻より30分遅れでいよいよスタート!
今回はルマン方式のスタンディングスタートを採用。全車落ち着いたスタート!
予想通りテクニカルワークス・クレージーキャッツがレースをリードしていく展開。
12〜15min毎のピットが繰り返されていく・・・
テクニカルワークスとKRCはニッケル水素で燃費を確保し、ピット回数を減らす作戦。
その他のエントラントはリフェを選択。
ここで、他を驚かせたのが、クレージーキャッツのシュウが立てた作戦。
リフェバッテリーを使用しているにもかかわらず、ニッケル水素同様の脅威の燃費を実現。
流石、誰もが認める男、シュウである。今回緊急に助っ人に加入したタナもシュウの期待に応える。
全車、トラブルもなく快走を続ける。
レースも中盤600Lapを経過した頃、計測トラブルが発生!セーフティーカーが入り、一時赤旗中断となる。
スタッフによる懸命の復旧作業でレース再開。ドライバーには良い休息になった。
トップのテクニカルワークスと2位のクレージーキャッツの差は僅かに1Lap。
こんな僅差のレースは誰も予想しなかった・・・
3位争いも激しい。3位M&Gと4位KRCの差は10Lap。
ピット回数の差で徐々に差を詰めていくKRC。
そして、ラスト5分。ここでトップのテクニカルワークスのヒグチが悲鳴を上げる!
燃費に問題が発生したようだ。このままではゴールできない。
2位のクレージーキャッツ、シュウもギリギリの燃費計算のようだ。
そして、残り3分、ついにテクニカルワークスがピットイン。
この間にクレージーキャッツがトップへ。しかし、パワーはかなりダウンしている。
フレッシュバッテリーのヒグチも果敢に追い上げるが、タイムアップ!
初の2時間40分レースを制したのは、シュウ率いるクレージーキャッツに決定した。
最終順位
1位 クレージーキャッツ 1022Lap
2位 テクニカルワークス 1021Lap
3位 M&G 1000Lap
4位 KRCwithO2 993Lap
5位 WML 958Lap
参加された皆さん、お疲れさまでした!
また、ご協力ありがとうございました。