WMLサーキット合同テスト初日・2日目


MISシリーズV第2戦が終了し約2週間のインターバルが設けられている中、WMLサーキットでは各チーム、第3戦へ向けてのテストが行われている。今回参加しているチームはRT WML、E−PROJECT、M&G、TECHNICALWORKSという面々である。

  • RT WML

ハタヤマ、オカダが参加。第2戦では失態を見せてしまったオカダであったが、今回のテストではかなりの調子を取り戻しているようだ。ハタヤマに関しては相変わらずの好調ぶりを発揮している。
オカダ「やや重量感のあるCカーは安定感を見せている。激戦が予想されるシリーズだけに、他車との軽い接触は日常茶飯事である為、安定感は必要不可欠だと考えている。
ハタヤマ「2日間での合同テストでは主にタイヤ評価を行った。CカーのタイヤはGTに比べてややライフは長い。さらにベストグリップを得るまでに少し熱を入れてやる必要があるようだ

  • M&G

ディフェンディングチャンピオンのカツヤがドライビングの担当、そしてホソミがデータ解析と役割分担を行いテストに挑んだM&G。カツヤはラップタイムは速さを発揮するも路面コンディションによるグリップに少し悩まされていたようだ。
マシン的にはやや低μに適している。ハイグリップ路面に対応するセットアップを現在進めているところ。現状では高速区間ではテクニカルワークスの高出力に対応する術は無い。また異なるアプローチが必要になるだろう
我々の拠点はWMLサーキットからほど良く近いところに存在している為、この後も精力的なテストを続けていく予定だ。週末のテストではホソミ、オグラもステアリングを握る予定になっている

  • E−ROJECT

1日目には皇帝キモト、2日目はタカハシとスケジュールによってテストを分担したE-PRJECTも好調ぶりを発揮している。第2戦でのトラブルの原因も解明したようだ。
キモト「テストではレースディスタンスにおいての安定性を追求するセットアップをテストした。結果としてはまずまず。ペース自体は問題はない為、マシンの信頼性を上げる為にやや出力のコントロールを行っている。第3戦では更に上位のグリッドが獲得できるはずだ
タカハシは週末の英国でのテストに向けてテスト終了後コメントを残すことなくサーキットを早々と後にしたが、内容としては満足のいくものだったとの事