ドライバー総集編〜それぞれのMIS〜その1

ムラカミ/RT MIS


MISの司令塔を務めるムラカミ。天才的な頭脳を生かしたレース戦略とそれを確実に実践する安定したドライバビリティ。ソフト面とハード面での高いバランスを誇る。シリーズでも安定して上位入賞を果たすインテリドライバー。涙のシリーズ2から見事立ち直りシリーズ3では快走。

オノエ/RT MIS


絶対の追い上げを誇るのはファイターオノエ。混戦を得意とする。複数台でのバトルからは決まってオノエが抜け出してくるシーンを何度も目にしているはずだ。その場その場での判断力に長け見事なカットインを見せる。オノエが後方から迫ってきたら隙を見せてはいけない。

シュウ/K-POINT RACING


MISシリーズ2009グランドチャンピオンに輝いたK−POINTのエースドライバー。圧倒的にミスのないドライバーで安定した走り。また極限まで無駄をそぎ落とした走りは世界レベルと言われる。新開発のMR−02用フロントサスペンションの流行の火付け役ともなった。

セガワ/K-POINT RACING


最速プライベーターとしてシリーズに参戦。数々の電子制御を投入し上位入賞を果たした。そしてその功績が認められK−POINT RACING入りを果たし臨戦態勢は万全の状態である。シリーズではPPからスタートする事も何度かあったが未だ未勝利。来シリーズではもちろん初優勝を狙う!

ヒグチ/TECHNICALWORKS RT


ヤダ研究所のプロパーと言えばこのヒグチをおいて他にはいない。ヤダ所長とともに歩んできたこの数年の成果は見事MISグランプリで開花する。MISグランプリでは他を寄せ付けないスピードを発揮しチャンピオンに輝いた。「ヤダ所長を慕う姿」ここからヒントを受け、MISシリーズはチームエントリーシステムを採用したという逸話が存在する。

フジカワ/E-PROJECT


ミスターNSXとしてプライベート参戦からスタートしたフジカワであったがシリーズ3はRT MIS JAPANのドライバーとして参戦を果たす。まだレース経験としては他のドライバーより浅いフジカワだが、このところスピードの面ではかなりのペースを発揮している。フジカワが経験を積み安定感を得た暁には上位入賞は確実視されている。シリーズ3終盤ではAメイン入りを果たし調子は上向きだ。来シリーズでも皇帝キモトとともにポイント獲得を狙う!低速コーナーではかなりの速さを見せていた。

シュンパパ/O2 TAKEOFF RACING


トップスピードに心奪われたシュンパパは来シリーズではO2 TAKEOFF RACINGからの参戦となる。尼崎代表として参戦したシリーズでは初音レーシングのエースとして上位入賞を何度か果たした。初音レーシングのエースの座をオオタニに託し、1シーズンのレンタル移籍で更にレベルアップを図ろうという狙いのようだ。また自身の初優勝もかけてシリーズ4へ挑む。

Sイシ/O2 TAKEOFF RACING


あまりのトップスピードにストレートエンドではマシンのフロントが浮き上がる事も。通称「離陸屋」はそこから来ているようだ。シリーズ3ではその出力を存分に生かした戦術で見事にシリーズチャンピオンの座を獲得した。TECHNICALWORKSの一員として参戦したシリーズ3であったが、来シリーズではO2 RACINGの一員として参戦。要塞世代最後の生き残りとして自身とチームのダブルタイトル獲得が目標だ。環境問題にも取り組むヒューマニズムも併せ持つトップドライバーである。

フジハシ/K-POINT RACING


スピードと安定感を高いレベルで実現しているフジハシ。上位を走ることも多い。TECHNICALWORKSからエントリーしポイント面でもチームに大きく貢献した。そんなフジハシは世界のシュウが率いるK-POINTの一員としてシリーズ4へ参戦する。フジハシもまた初優勝を待ち望まれたドライバーの一人。シリーズ4では初優勝なるか?

カタヤマ/KRC


「いつかはKRC」ドライバー達の合言葉として知られるKRCの創始者。万全の参戦体制を提供するカタヤマはドライバーとしても有名であるが、KRCグループの大代表を務める姿が先行している感もある。KRCという巨大グループを先導するカリスマ的存在のカタヤマはシリーズ4に向けての準備もぬかりはない。新たなドライバーの獲得などマネージメントの面で多忙なシーズンオフを過ごしている。「KRC=夢」と語るドライバーも少なくはない。

ヤマウチ/KRC


KRCのエースドライバー。しかしヤマウチはスケジュール調整の面でやや難色をしめしている現状である。またチーム員のエバラとのエースのシート争いは毎レースで展開されており、トップチームならではのプレッシャーも存在する。ヤマウチはスピード面ではその速さを発揮していたが結果には結びつかない不運なレースも経験した。ここから一回り成長したヤマウチがどう出るか?期待されるところだ。

ドヒ/RT WML


プライベート参戦をストイックに続けたドヒは来シリーズではWMLサーキットの看板チーム「RT WML」の一員を担う事となった。スティックタイプのコントローラーを駆使して走行するドヒは微妙なアクセルワークに定評がある。他のカテゴリーでの経験を生かしシリーズ4では上位入賞を狙う。イタ車も所有するマルチなドライバーだ。

ハタヤマ/RT WML


転倒劇のMVP獲得はWML代表のハタヤマであろう。国産及び欧州車がスタンダードとなっているMISシリーズにアメリカンパワーで対抗する。自由の国アメリカだけあってその走りも自由気ままな走行。トップを快走する一面もあったがそのほとんどを転倒という結末で収束するお約束的な流れを構築した。シリーズ4ではドラマをおこせるか?