総まとめ!MISシリーズ3参戦チーム一覧!

シーズンオフのストーブリーグも開幕戦ぎりぎりまで混乱の状態。シリーズ3第2戦開催間際となったところで、今期参戦チームを整理してみよう。

RACINGTEAM WEST MINI-Z LINK

走る芸術と言われるエースのホンダと闘将タナ、そしてクールな実力者のイソダ。さらにリザーブドライバー登録にはWML店長のハタヤマという4名。正ドライバーの3名はすべてシングルゼッケンドライバーである。ホンダは「6」、タナは「3」、そしてイソダが「8」。実力者の集まりのこのチームはシリーズ2ではチームタイトルを手にした名門中の名門チーム。開幕戦でもタナが3位入賞と上々の滑り出しだ。ホンダとイソダは同シリーズでは優勝の経験ももつだけに勝ち方も心得ている。イソダはその洗練された走りと精悍なマスクでファンも多い。

TECHNICAL WORKS RACINGTEAM

ご存じ矢田研究所のメンバーで構成された有力チーム。最高の技術集団であり、マシンのレベルも非常に高い。特筆すべきは出力系の開発は抜きに出ておりトップスピードでライバルたちを翻弄する。エースドライバーは研究所所長のヤダ枢機卿。そしてセカンドドライバーには長距離ランナーのヒグチ。そしてチームLSSから大抜擢された次世代最速男クハラの3名からなる。ヒグチは開幕戦で決勝ヒートを125ラップ走破し7位フィニッシュ。都心にテクニカルセンターを有し総ての走りの分析結果がデータされている。

M&G

彗星のごとく業界に登場したひとりの天才が的場塾の門をたたいた。その男の名はカツヤと言った。いかに天才であろうともレースには経験値が必要。カツヤはその経験値をカバーする為に選んだのが的場塾だった。ここにはレース戦略のノウハウが確かにある。現代のレースマネージメントとは異なる塾内で培われた真の戦略を学ぼうというカツヤのモチベーションが的場塾と天才を引き合わせたようだ。塾長でありエースのマトバは「京都最速伝説」と言われた実力者。主席塾生のホソミ、さらにリザーブ登録には最強のリザーブとなるアオキ。そこに天才カツヤが加わり一段と厚みをました的場塾。エントラント名もM&Gと心機一転しタイトルを取りに行く。

LightHouses

全国的に名をとどろかす中京の強豪チーム。エースドライバーには中京英雄列伝スズキ。さらに光の反応速度をもつナガサカ。そしてハヤシ、ミズノ兄弟と実力のあるドライバー達が名を連ねている。チームエントリーレギュレーションにより、同チームは2つのチームに分割されている。開幕戦ではエースのスズキは「初めてのコース」「借り物のマシン」という中で10位フィニッシュという実力の片鱗を見せた。同チームがサーキットを攻略した時、もはや死角はないだろう。

KRC / KATAYAMA RACING CO.LTD

「いつかはKRC・・・」すべてのドライバー達の最終目標となる最大手の企業体。他のエントラントがレーシングチームにすぎないところに企業体としての参戦で圧倒的な体制でレースに挑む。非常に恵まれた環境の中でのレース参戦はドライバー達のあこがれの的であることは言うまでもない。スカラシップやサポート体制は企業体ならではのもの。また代表カタヤマのドライバーを見る目には非常に定評があり、抜擢されたドライバー達は短時間で急成長を見せている。エースにはヤマウチ、セカンドドライバーに稲妻EGGエバラを有する。代表カタヤマは今シーズンからは自己の参戦はせずにマネージメントに徹する。現在3人目のドライバー候補も検討中であり代表の前でいい走りをアピールしたいところだ。

初音レーシング

尼崎TAMTAM発祥のチーム。土地がら的なものかトップスピードに非常に定評のあるチーム。エースドライバーはシングルゼッケン「7」をつけるシュンパパ。そしてプレイングマネージャーにESER。ヤマモト、オオタニというメンバーで構成。エースのシュンパパは開幕戦スーパーラップでは一番時計を記録し、レースでは4位入賞。ヤマモト、オオタニも非常に力強い走りを展開していた。さらに実力を上げてくること間違いなしのチームだ。

O2 RACING

ファン動員数ナンバー1を誇る人気チーム。大人気のキシイと僚友イツウのデュオとなるこのチームは京都のガレージでも人気のO2をエントラント名に掲げる実力チーム。実力もさることながら、マシンの人気も非常に高い。両名のマシンに憧れを抱くドライバーも少なくない。開幕戦でキシイは混戦を抜け出し見事5位フィニッシュを成し遂げシリーズのスタートとしては上々の結果をたたき出す。出力系統のマネージメントも評価が高いチームだ。

RACINGTEAM MIS JAPAN

ミスターMISムラカミが司令塔を務めるスター軍団。皇帝キモト、ファイターオノエ、ミスターNSXフジカワと知名度でも他を圧倒する。ムラカミの安定感、オノエのバトル感、キモトの威圧感、フジカワの向上感と4拍子がバランスされたトップチーム。オノエのスケジュール調整が困難なためリザーブドライバーのフジカワの役割も大きい。キモトの存在がメンバーに安心感を与え各々が実力を十分に発揮する。開幕戦ではムラカミが8位フィニッシュ。オノエ、キモト、フジカワの3名も第2戦までにはきっちりと調整してくると思われる。トップチームの義務と言える。

RACINGTEAM MIS EURO

英国帰りのタカハシが率いる最有力候補チーム。Sイシ、オグラ、ユアサというメンバーで構成される。タカハシはゼッケン「2」、Sイシはチャンピオンナンバーの「1」、そしてオグラは「4」という正真正銘の実力者集団。リザーブのユアサも徐々に安定感を身につけており、前線で活躍する事を待ち望まれている。開幕戦ではタカハシ、Sイシが1−2フィニッシュとなり快心のスタートをきった。優勝請負人タカハシの優勝を義務付けられた走りはまさにヨーロッパ仕込み。そして人間アクティブサスペンションの異名をとるオグラは総てのドライバーが目標とする理想の走り。さらにSイシの最高レベルでバランスされたマシンとそれを余すところなく生かす高次元のドライビング。「全戦勝利」が合言葉のこのチームにライバルは存在しない。