最速男が搭乗するEPSON NSXを紹介!!

前回はTAKATA童夢NSXのマシンを紹介させていただきましたが、今回は第3戦目までWEST MINI−Z LINKの最速レコードタイムを保持していた「EPSON NSX」を紹介致します。

↑第4戦の景品のROCKST☆R童夢の制作者でもあるK氏によって手がけられたボディ。ドライバーはご存知最速男のキモト。

↑なかなかの重装備。フロントタワーバー装備、ピッチング/フリクションのWダンパー仕様。

↑スプリングはソフト。ナックルはノーマルだが、タワーバーで1.5度のキャンバー角と0.5度のキャスター角が付けられている。フロントのボトム時のジオメトリーを考慮すると、どんなマシンでも多少のキャスター角が必要であるが、なぜかノーマルのミニッツにはキャスター角がついていないのも事実。

↑バッテリーはもちろんスパーク。下から上まで常にパンチのある出力特性となる。タイヤはフロントは30フラット。リアに20ハイグリップワイド。フロントタイヤは30ハイグリップを使う事もある。

↑リアセクションは、イーグルレーシング製のマウント「V4」を装備。明らかにスロットルオンのタイミングを早められる高性能なアイテム。更にKAWADA製のボールデフを選択、スパーは42枚、ピニオンは8Tを装着している。

↑V4マウントはバックラッシュの調整がストレートスピードに影響を及ぼす。V4の利点はモーターの温度上昇の遅さも特色の一つ。RMのホイールベースのマシンをMM車にしてしまう特殊なパーツだが、価格がリーズナブルなのが良い。

↑Tバーはカーボンのミディアムを選択。カーボン製のTバーは「走らせ易い」が最大の特徴。更にコーナーリング時に失速させずに速度を保ちやすい。FRP製のTバーとの違いはタイヤの限界を少しこえたところでのコントロール性能が極端に悪いが、Gフォースの減衰速度は比較にならないほど速いため切り返しの多いコースでは威力を発揮する。

【MIS解説】
明らかに戦闘力の高いマシン。V4マウントによる旋回性能、NSXボディによるブレーキング時の安定性、さらにストレートスピードは高性能FET「SP8M」を4基装備。これは名門プリン氏によって装着されている。「曲がる」「止まる」「立ち上がる」「直線伸びる」走りの総ての要素が高い次元でのバランスを実現したハイエンドスペックなマシンと言える。ツーリングタイプとアサルトタイプの中間の味付けです。
どなたでも練習して慣れると、けっこう速く走れるマシンセッティングです。とにかく走らせ易いマシンでした。